■水上バイク?また新たな”空飛ぶ車”が登場した
グーグルの共同創業者、ラリー・ペイジ氏が支援するベンチャー企業『キティホーク』は24日、”空飛ぶ車”の試作品を公開した。
動力は電力で、床の部分に取り付けられた8つのプロペラを電動で回転させて浮上し、バイクのようにまたがって操縦。
重量は約100キロで最高速度は時速40キロ程度。4.5メートルの高さでホバリングも可能。
「超軽量飛行機」に分類されるため、操縦にライセンスは不要だが、安全上の理由により水上などでの利用に限られている。
公開しているのは試作品で、年内にも製品版を米国内で発売する計画(価格は未定)という。
■現在、世界各地で進められている”空飛ぶ車”の開発
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「空飛ぶ自動車」が初飛行 = Need to make a flying visit to see someone? Or ever wished you could just drive over traffic? Well now you can with a new ultimate hybrid vehicle – the flying car. A US company is begi… by 写真:Splash/アフロ
次世代の乗り物として注目されている”空飛ぶ車”は、複数の企業が開発を進めている。
■その先駆けともいえるのがコチラの車
1990年にスロバキアのエアロモービル社が構想をまとめ、誕生した「AeroMobil」。
1993年に初のプロトタイプ「AeroMobil 1.0」を完成させると、その後も開発は進行。
早くから飛行テストに成功し、航空免許で操縦できるようにFAAの認可を取得するなど、最も実用化が近い現実的な「空飛ぶ車」として注目を集めていた。
■誕生から約27年…ついに先行受注がスタートした!
今月20日からモナコで開催されたモーターショーにて、エアロモービルの市販仕様モデル「AeroMobil 4.0」を発表。
公開とともに、展示会場において先行予約がついに開始された。
2人乗りで、ボディは鋼鉄製のフレームとカーボンファイバーでできており、徹底した軽量化を実現。
動力は2.0ℓ水平対向4気筒ガソリン・ターボエンジンで、機体後部のプロペラを回転させて飛行し、地上では電気モーターで走行。
陸上に於ける移動距離は700km、最高速度は160km/h、空に於ける航続距離は750km、巡航速度は259km/h。
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Inside view of the AeroMobil flying car during its unveiling at the Top Marques Monaco supercar show in Monaco April 20, 2017. REUTERS/Jean-Paul Pelissier (Monaco) by 写真:ロイター/アフロ
車内はこんな感じ
飛行モードから路上走行モードなどの相互環境に適合するために要する時間は3分以下。
離陸に最低限必要とされる滑走距離は397mで、乗員や荷物等を含む積載荷重は最大240kg。
法律規制を自動車としても航空機としてもクリアした仕様となっており、欧州ではすぐにでも実用可能。
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Juraj Vaculik (L), Co-Founder and Chief Executive Officer of AeroMobil, and Prince Albert II of Monaco unveil the AeroMobil flying car during the Top Marques Monaco supercar show in Monaco April 20, … by 写真:ロイター/アフロ
でも、お高いんでしょう?
1200万~1500万ユーロ(約1億4000万~8000万円)が基本価格で、仕様変更の希望は金額次第で可能。