【画像】毛沢東の孫www


中国・党代表名簿、「毛沢東の孫」落選の意味

第19回党大会に出席する党代表の名簿に毛沢東の孫・毛新宇の名前はなかった…

10月18日から開かれる第19回党大会に出席する党代表名簿が出そろった。特に話題になったのは解放軍・武装警察選出の303人の代表名簿だ。前海軍司令の呉勝利が失脚と一時報道されたが、その呉勝利は名簿に名前が残っていた。前空軍司令の馬暁天も動静不明ではあるが、名簿に名前が残っており、どうやらこの二人の政治生命はつながっているもようだ。その一方で、聯合総参謀部総参謀長の房峰輝、政治工作部主任の張陽という胡錦涛の信任が高い二人の現役上将の名前がなかった。また、毛沢東の孫の毛新宇はじめ、解放軍内の紅二代・太子党がごっそりと落選していた。党大会前、軍内では、激しい人事更迭の嵐が吹き荒れており、毛沢東ファミリーですら、習近平の軍内粛清から逃げることができないようだ。

毛沢東は大好きだが…

毛新宇は毛沢東の二男、毛岸青と女性カメラマン邵華の一人息子。一応、中国人民大学歴史系卒業で、修士号、博士号をもつが、インタビューなどの受け答えをみると、実際のところは知的に相当問題があるらしい。毛沢東の孫というだけで、最年少で少将に出世したといわれ、“祖父の七光り”極まれりという印象だが、インターネット・ユーザーの間では、ユーモラスで笑いを提供する存在として結構人気もあった。

もともと実力でのし上がったのではなく、毛沢東の名前だけで党代表になっていた毛新宇が党代表に落選した理由があるとしたら、習近平が嫌った、という理由しか思えない。しかし習近平は、毛沢東が大好きで、毛沢東の「実践論」「矛盾論」の勉強会を各省の党委員会で行うように指示するほどだ。

 毛沢東が大好きな習近平はなぜ毛新宇が大嫌いなのか。考えられるのは尊敬する毛沢東の子孫が、毛新宇のような、メディア取材を受けながら鼻をほじるような人間であること自体に不快を感じている、という可能性。毛新宇はその立場上、いつも、公式の場にでれば、取材記者たちに囲まれるが、祖父・毛沢東の自慢話をよくする。我こそは毛沢東の唯一の後継者、といわんばかりの態度である。しかし、習近平は自分が我こそは毛沢東思想を受け継ぐ、毛沢東の後継者にならんとしているので、この見た目も中味も毛沢東の後継者にふさわしくない毛新宇が毛沢東の孫であることを鼻にかけるのが許せないのかもしれない。

「毛沢東の孫」毛新宇(もう しんう)

毛新宇(もう しんう、1970年1月17日 – )は中国共産党初代中央委員会主席毛沢東の孫(毛姓の名乗りでは唯一)。毛岸青と邵華の子。中国人民解放軍の軍事科学院戦争理論戦略研究部副部長(副軍職)。階級は少将。中華全国青年連合会常務委員、中国人民政治協商会議全国委員。

能力疑問視か

香港メディアの間でも、毛新宇氏の能力については「まったく評価できない」などとして辛口の評価が目立っており、少将の位や軍事科学院副部長、政治協商会議委員の座も「名誉職的色彩が強く、実力を評価されたものでない」との論評がなされている。

そもそもこういうのって3代くらいなら初代以外は基本無能な気がする…

毛沢東の孫VS蒋介石のひ孫 どっちが格好いいかが話題

蒋介石はかつて共産党の恐ろしさに気がつき、共産党を徹底的に粛清しようとしましたが、卑劣な毛沢東には勝てませんでした。結局、敗れて台湾に撤退しました。

数十年過ぎた今、天敵だった毛沢東と蒋介石の子孫が話題となっています。

「毛沢東の孫」毛新宇(もう しんう)

「蒋介石のひ孫」蒋友柏(しょう ゆうはく)