◆夏ドラマ『僕やり』のいじめられっ子役が好評だった加藤
加藤諒:ドラマ「僕たちがやりました」で“究極のいじめられっ子”役に “けんか”シーンも mantan-web.jp/2017/07/03/201… pic.twitter.com/2EaQInxYAZ
ドラマ「僕たちがやりました」(フジテレビ系)に水前寺役で出演中の加藤諒。原作漫画に極めてイメージが近い彼は、“ハマリ役”と評判も上々だ。
加藤が演じるのは、究極のいじめられっ子・水前寺こと“ウンコ”。水前寺は、新田真剣佑演じる市橋にいじめられ、葉山奨之演じるマルと対決するという役どころだ。
マルには宿命のライバルがいます。ウンコ(加藤諒)です。マルとウンコは互いに闇討ちをし合う関係でしたが、ここにいたって1対1で対峙し、決闘することになりました。
マル役:葉山奨之
◆バラエティー番組で一躍ブレイク
さらに!ダンス歴21年の加藤諒さんが、憧れのダンスチーム「東京ゲゲゲイ」とスペシャルコラボレーション!最後までお見逃しなく。 #チカラウタ pic.twitter.com/Qg06UdvNI8
バラエティー番組でのブレイクを経て、超個性派俳優として活躍する加藤諒。
独特の髪型に強烈な太眉、そしてオネエキャラ―― 一度、見たらなかなか忘れられないインパクトで今、バラエティーからドラマまで、引っ張りだこ。
加藤が注目されたきっかけの一つは、昨年8月に日本テレビ系『今夜くらべてみました』で、エグスプロージョンのダンス「本能寺の変」を踊ったこと。キレキレの動きが話題になった。
2015年
「座ってよし、立ってよし」であり、レギュラーもゲストもひな壇もワイプもOKのオールラウンダー。しかも芸人からアイドルまで、「誰がどんなイジリをしても許される」スキがあるため共演者を選ばない。
◆元々は『あっぱれ』出身の子役だった加藤
加藤は、10歳のときにフジテレビ系『あっぱれさんま大先生』に出演するなど、子役として活動をスタートさせた。
オネエキャラというか、番組内で(明石家)さんまさんに「お前、カマか?」と言われたことで、自分のキャラが周りの子たちと違って、しかもそれが面白いことなんだ、ということに気付いたんです。
加藤のコメント
当時のことを加藤は「一番怖かったのが、番組の改編期になると、この子は“もうおしまい”“残る”っていう時期があるんです」と語り、生き残りにシビアだった子役事情を振り返っていた。そんな子役の厳しい淘汰を経験し、一度は表舞台から消えた加藤。
◆その後、多摩美に進み、舞台や裏方の仕事を学んだ
「今後もエンターテイメントの世界に生きていきたい」という気持ちもあり、しっかり東京に出てきて、これまで知らなかった裏方のお仕事を学びたいと思いました。裏方さんの大変さを知ることによって、現場の居方も変わるような気がしたんです。
加藤のコメント
多摩美術大学では、映像演劇学科というのがありまして、そこで舞台のセットを作ったり、たまに出たりとかしていました。教授が野田秀樹さんで、授業を受けて、インターンシップということで「NODA MAP」に出させていただいたりもしました。
『NODAmapザ・キャラクター』(2010年6月-8月)
その後の転機は、「押忍!!ふんどし部!」という舞台です。稽古場も大変で、キャストみんなで小道具を作ったり、セットを組んだり、まるで劇団みたいで、とても勉強になりました。
2010年11月
◆そして徐々に連ドラ出演も増加 ジワジワ知名度を上げてきた
広く知られるようになったのは2012年のドラマ『主に泣いてます』の小桃役でだろう。あれには驚いた。原作のマンガに出てくるキャラクターそのままだった。
ドラマ「学校のカイダン」にも出演されていました。「8歳も年下の広瀬すずちゃんなど、周りは十代ばかりだったんですが、僕は25歳で、高校生役をやらせてもらいました。オーディションで採っていただいて、とても有難かったです。」
2015年
朝ドラ『とと姉ちゃん』(NHK総合)と、宮藤官九郎脚本の『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)という話題のドラマ2本に出演。
2016年
◆舞台ではマンガ原作の『パタリロ!』の主演に抜擢 大きな話題に
舞台『パタリロ!』主演・加藤諒、座長の重圧を解いた原作者・魔夜峰央の言葉「60%くらいの力で」 | Deview-デビュー deview.co.jp/News?am_articl… pic.twitter.com/L14PKu1oSw