韓国でも大人気!「奥田英朗」原作ドラマ・映画5選


◆韓国でも大人気の作家・奥田英朗

今日はキム・ユンソク主演映画「南側に飛べ(남쪽으로 튀어)」のプレス試写に行ってきました。韓国題だとピンとこないと思いますが、原作は奥田英朗のベストセラー「サウスバウンド」です^^ pic.twitter.com/16YtT4qk

このところ、韓国の書店では日本の小説に人気が集まっている。「出せば売れると言われている村上春樹や奥田英朗といったロングセラー作家に加え、映画の原作小説も注目を浴びている。

2017年の記事

ハルキだけではない。江國香織、宮部みゆき、東野圭吾、吉田修一、奥田英朗など、近年の韓国読書界を席捲しているのは日本の現代文学だ。

江國香織に続いてスター作家に位置付けられた小説家は奥田英朗。05年1月に出た『空中ブランコ』が30万部以上売れ、「一流」の象徴となった。

◆実は非文学少年 デビューも持ち込みという異色の経歴

「奥田英朗」

1959(昭和34)年、岐阜県生れ。プランナー、コピーライター、構成作家などを経験したのちに、1997(平成9)年『ウランバーナの森』で作家としてデビュー。2002年『邪魔』で大藪春彦賞を、2004年『空中ブランコ』で直木賞を受賞する。
http://www.shinchosha.co.jp/writer/1070/

まず子供の頃は活字とは無縁でしたね。10代というと誰でも知的欲求を満たすものを必要とするものですが、僕にとってはそれは本よりも映画と音楽でしたね。

初めて小説を書いたのは……?
奥田:34歳の時です。そこからデビューまでが3年。新人賞に応募したりはせずに出版社への「持ち込み」というやつですね。

好きでもない作家に選考されたくねえよーって(笑)。僕はたまたま出版社に知人がいて、「小説書いてみたいから」と文芸の編集者を紹介してもらって、持ち込んだんです。

◆そんな「奥田英朗」の原作ドラマ・映画5選

テレビドラマ

▼『ナオミとカナコ』(2016)

脚本:浜田秀哉
原作:奥田英朗
出演:広末涼子、内田有紀、吉田羊、高畑淳子、佐藤隆太

小田直美は親友・服部加奈子に招かれ、半年ぶりの再会を喜ぶ。しかし、彼女の感情が欠落したような表情に、直美は違和感を覚える。

加奈子が夫・達郎からDVを受けていることを知り、激昂した直美が「いっそ2人で殺そうか、あんたの旦那」と持ちかけたことから、物語は動き出しました。

奥田英朗の同名小説を基に、広末涼子と内田有紀のW主演でドラマ化した、フジテレビ系のクライム・サスペンス。

一見コミカルでありつつも、ストーリー自体はシリアスなのでバランスが難しい役回りだが、高畑さんは見事に李朱美になりきっている。個人的には、渥美清さん演じる「車寅次郎」、田村正和さん演じる「古畑任三郎」以来のドはまり役だと言っておこう。

高畑=高畑淳子

ネット上では「心臓に悪い」と"絶賛"されたり、「証拠残しすぎ…」と心配されるなど、見る人の心を毎週のように揺さぶり続けている「ナオミとカナコ」 。

Twitterでは、タレントの千秋や歌手の大塚愛もハマっていることを告白。アラサーからアラフォーの女性を中心に熱狂を呼んでいます。

連ドラ「ナオミとカナコ」(2016フジ全10回)の面白さは異常。鳥肌と心臓がいくつあっても足りないくらいのサスペンス。倒叙もの好きにはたまらなかった。役者さんも演出もメッチャ良かった。原作の小説買おっかな…。

松代シアターパート8
ナオミとカナコ
マジで面白かった!
最終回は想像力掻き立てられるし、高畑淳子さんが本当中国の方にしか見えないくらい動きも台詞も完璧
吉田羊さんの鬼気迫る感じも凄かったし、佐藤隆太さんの1人、2役。
全く別人に… twitter.com/i/web/status/8…

#ナオミとカナコ はほんと傑作だった!
李さんも毎回笑わせて貰ったけど最終回では涙…(ノ_<)
俳優陣の演技の素晴らしさに感動…!
ツイートで結末がハッキリしてよかった。皆さんありがとうございます❣️
2人には幸せになって欲しいなぁ〜〜

映画

▼『ガール』(2012)

監督:深川栄洋
脚本:篠﨑絵里子
原作:奥田英朗
出演:香里奈、麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏

由紀子(香里奈)、聖子(麻生久美子)、容子(吉瀬美智子)、孝子(板谷由夏)は、勤める会社も年齢も違うけれど、なぜか気の合う親友同士。4人は女が生きていく上で迫られる様々な選択に、迷い・悩みながらも、懸命に人生と向きあおうと奮闘していくのだが–