■旅行に欠かせない「キャリーバッグ」
バッグの底に車輪が付いていて、取っ手やハンドルの長さやバッグ本体の角度を調節することにより、高齢者や小柄な人でも重い荷物などを持ち運ぶことが出来る大変便利
単純に旅行という場合だけではなく、ビジネスや日常の移動などのちょっとした荷物もキャスター付きのカバンで運ぶ方が増えました
■一方で近年、キャリーバッグにまつわるトラブルも増加している
自転車による人身事故が大きな社会問題となって久しいですが、キャリーバックによる人身事故も利用者が増えるにつれ増大しています
キャリーバッグで誰かの足を轢いてしまったり、バッグをぶつけてしまったりなど、思わぬ事故につながる恐れがあります
鉄道各社や国民生活センターではおよそ10年ほど前からマナー啓蒙活動を行っていますが、なかなか問題解決には至っていない
世の中GWですか……
接客業にはそんなの関係ありません
旅行に行かれる方々
キャリーバッグにはご注意を
駅とかで引いてるとかなり邪魔で危ないですから
今朝も白い杖の方がキャリーバッグに引っ掛けらるて転倒してましたから
今日駅内を歩いてたら、前に歩いていた人がコロコロしてたキャリーバッグが突然バタンと倒れてきて足首を負傷。。キャリーは便利だけど、自分の一部くらいな感覚で扱わないと本当危険だよね。びっくりした!
東京脱出、、、
東京駅、人多すぎてヤバい。
日も時間もピークをずらしたつもりやけど、カオスすぎる。周りを見てない人はキャリーバッグひかんとって。
まじで危ないし邪魔やから(怒)
■場合によっては賠償問題に発展するケースも
裁判にまで発展し、キャリーバッグを曳いていた人に賠償を命じる判決も出ている
2015年4月には東京地裁が判決で、都内私鉄の駅でキャリーバッグにぶつかった男性が転倒し、手首の骨を折る重傷を負ったとして、バッグを引いていた女性に治療費や慰謝料等計103万円余の支払いを命じた
■このように、便利なキャリーバッグには危険が伴う
とても便利なキャリーバッグですが、使い方を誤ると事故に繋がる危険な道具にもなりえる
素材が硬質素材でできているものもあって、ぶつかれば衝撃がある
■旅行の際には注意しましょう
キャリーバッグは持ち手を引いて歩くため、手提げバッグよりも歩行者が占める面積が大きくなる
キャリーバッグを後方で曳いて歩く場合には、自分の身体だけでなく、いわば自ら手足の延長として、キャリーバッグ自体も他人に接触しないように注意しなければならない
歩きスマホをやめること、人が多い場所ではキャリーバッグを自分の前に持ってくること、無理な割り込みなどはせず、周りの状況を確認すること、といった積み重ねが重要です
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