◆電車で出逢った『お洒落なおばさま』
びっくり!いま電車で隣になったお洒落なおばさまから「突然ごめんなさい!私はチベットに十年住んでいたんだけど、チベットのお寺でしか嗅いだことがない懐かしくて甘いいい匂いがあなたからするんだけど、どこから発してるの??」って言われた…使ってる香水とか教えたけど、私チベットの寺なんだ…
香水の詳細を聞かれたので追記しときます!今はdiptyqueのTAM DAOと、LE LABOのTHE NOIRをその日の気分で付け変えてます!TAM DAOは樹木や白檀、THE NOIRは紅茶、薔薇、無花果などの香りですが、混じるとチベットの寺になるのか…? pic.twitter.com/XkoG5Yfg1D
◆マンションのゴミ捨て場で出逢った『ご婦人』
数ヶ月前にマンションのゴミ置き場に棄てられてた超高級紙質の大袋、うわ勿体ねえと思い手に取って見てたら「それお気に入りですか?お持ちになられてもいいですよ」と上品そうなご婦人。「いやこれはいい紙ですよ」と答えるとそのご婦人の結婚式の引出物を入れる為の袋で50年近い歳月が経っていた
古いレコードでも60年代の物が色褪せないままのコンディションなのは保管もさることながら紙質が良いからであり、時折古いジャケットに、比較的安い新しいレコードを入れ売り付ける悪質な輩もいるそうだが、そんな蘊蓄を披露したらそのご婦人は得心した感じで「やはりそれは持って帰りますわ」と
暫くそのご婦人を見かけないなと思いながら先日またゴミ置き場で、捨てられてる本にいいのがないかと見てたら、最近越してきた人に声をかけられた。話を聞くと、その方のお母様は終活で身辺整理してたにも拘らず、ある古びた袋はゴミ置き場から持ち帰り、葬式の時に棺桶に入れてくれ、と
早くに旦那様を亡くされ余り思い出となる物がないのもあり、これも何かの縁、紙袋は最後まで置いておこうと思われたとか。更に衝撃だったのは1ヶ月程前にお母様は亡くなられていて、病床で、マンションの入居者から聞いた話として昔の紙は丈夫だったと言われ思い直して持ち帰った話もされてたとか
となると、俺と会った時は既に余命幾許もない状態だったという事なんだろうね、そんな風には見えなかったけども。それから一月程経って、再入院してそのまま年末に亡くなられたとのこと。思わぬ所で奇縁があった、ってことか
@spa_inquisition @takuramix こういうお話を聞くと、ものにも魂があるのではないかと思ってしまいます。
想い出の品として連れて行って欲しかったのかな。
◆『エレベーター』にて 【2選】
今マンションのエレベーターに乗ったんだけど、知らない小学3、4年生ぐらいの男の子も乗ってきて、なんて言ったと思う?
「最近、暑くなってきましたね」だぜ
知らないおじさんに世間話って、俺よりコミュ力あるじゃん?
おじさんどもりながら
「..っそ..そそうですね」
としか言えなかったじゃまいか
会社の別の階のサラリーマンと多分5年くらい顔を合わせてはいたけれど、一度も会話をしたことがなかった。今朝ついに「暑いですね」とエレベーターで雑談が出来た。昼に近くのコンビニに行ったら、そのサラリーマンがいて、お互い会釈まで出来た。これは来年、ふたりでフジロック、あるかもしれない。
◆『コンビニ』にて 【2選】
なんとなく顔見知りになっているローソンの店員さんに「今日は寒いですよね…」と話し掛けられた嬉しさで
「そう!!暖かくなったと思ったらこの寒さですね!!そして花粉ヤバイですよね〜〜〜!!顔中の穴から汁が出ますねぇ!!!」とテンパって回答したら店員さん肩を小刻みに震わせながら笑ってた
この前コンビニの店員さんに声をかけられて「あっ!名前ど忘れしたんですけど、私じゃない人ですよね?」と言われたが、私は私なので咄嗟に「いいえ」と答えた。