レーダーに突如として現れた真っ赤な円が。
「高解像度降水ナウキャスト」に、その「円」が現れ始めたのは、5月12日の午前7時前。場所は、静岡県の浜松市・磐田市近辺です。
ネット上で何が起きてる…ざわざわ。。
「浜松で何が起きているんだ……」などとネット上で話題を呼びました。
今朝のYahoo!天気予報の雨雲レーダの浜松周辺で謎の雨雲像が出ていた件、何で気象庁のレーダもこんな出方してんだ Yahoo!のやつと同データ? pic.twitter.com/qqOc82j2k2
浜松の円形雨雲、コラ画像かと思って自分でも確かめてみたら、まじだ。なんだこれ。今遡れる限界の7時には既にあって、8時25分まではあるけど、8時半で消える。 pic.twitter.com/erfUQXxQCS
ところで本当に雨が降ったのか?
見事なまでに円状の輪ですが、果たして本当に雨が降ったのか?
気象庁は「ごくまれにある」事象らしいが。
この円形の赤いエコーは、「ブライトバンド」と呼ばれています。ブライトバンドは、気象レーダーから発射された電波が雨雲の融解層によって反射されること
▼ちなみに前回、円状の雲は2013年 1/14日に発生。
今日の雨雲の様子が、チョット珍しいです。名古屋市周辺と千葉県北部に円形の地域で強い雨が降っています。(1月14日08:00)
しかし今回は「レーダーの異常」を発表
気象観測がかなり正確になったけど、まだこうやってノイズが発生することもあるよってことらしい
気象庁によると、謎の円の正体は「レーダーの不具合」とのこと。浜松市にある国土交通省の「XバンドMPレーダ」が異常をきたしたそうです。
気象庁の担当者は「異常はごくまれに起こるが、このように円状になったことは記憶にない」と話しています。