▼2015年にはヤマト運輸でパワハラ自殺が発生
2015年1月28日、ヤマト運輸の長野県内の営業所で
宅配ドライバーをしていた男性が行方不明になり、
6日後に県内で遺体で見つかった。46歳だった。
1月末ごろに自ら命を絶ったとみられる。
遺族の代理人の弁護士によると、
男性は営業所をまとめる「センター長」から
パワーハラスメントを受けていた形跡があった。
14年5月10日と同12日、男性は妻の助言を受けて
センター長との会話をスマートフォンで録音していた。
同県内の労働基準監督署は16年3月、
「『殺してえ』などといった発言を
継続的に受けていたことは事実と認められる」として
労災認定した。そうした叱責の結果、
14年9月下旬ごろにはうつ病を発症し、
自殺に至ったと判断した。
▼2019年7月にはヤマトホールディングス傘下のヤマトリース社長のパワハラ問題が発覚
ヤマトリース社長は支店長会議後の懇親会で、社員の給料水準に苦言
ヤマトリース社長は、ヤマト運輸の人が死に物狂いで働いても、そんなに給料をもらっていないと発言
ヤマト運輸の人は一生懸命我慢して働いている、給料の額を知られたら殺されるのでは?と苦言
恐竜は滅びたけど、ゴキブリは滅びてないだろ、ゴキブリの精神でやれっていうことだよと訴えた
ヤマトリース社長はドライバーからの叩き上げ、社長が就任してからパワハラ容認になったと現役社員がコメント
パワハラをしている支店長を認める、俺はそういうのが好きだと発言していたと暴露
社長は懇親会を大事にしており、懇親会が終わって2~3時間の飲み会が開催
飲みニケーションを重んじる社長で強制参加
ヤマトリース社長「生活あんだろ?マンション買ってんだろ?家買ってんだろ?ローンあんだろ?できますか?甘えるのやめてくれよな」
ヤマトリース社長「だから俺はつぶれないようにするのが俺の責任だし、俺と同じ考えを持ってやってやるやつと死に物狂いでやる」
ヤマトリース社長「ガチャガチャガチャガチャ文句言うんじゃねぇよ。そんなこと言ってる場合じゃねぇんだ」
ヤマトホールディングスは事実関係に基づいて適切に対応するとコメントを出した
当時のパワハラ音声
▼今回は2019年11月25日 福岡市内のヤマト運輸で暴行が行われているのが目撃されて騒動に
撮影者によると10分間近く暴言、部下に2度の蹴りとトラックも蹴りつけていた
ヤマト運輸の広報から、動画は確認しており事実確認を調査中と発表