■東京の新型コロナ患者が増加し続けている
東京都内で、今月22日から28日までの1週間で新型コロナウイルスに感染が確認された人は合わせて334人
新型コロナウイルスについて、30日は、東京で54人の感染が確認されたほか、神奈川県でも31人の感染が判明
関係者によると、東京都で1日、新たに67人の新型コロナウイルスの感染者が確認された。ホストクラブの集団検査が含まれ、20~30歳代の若者が多い
■このような状況の中、県をまたいだ移動の制限はない
緊急事態宣言、そして県をまたぐ移動制限を乗り越え、徐々に自粛前の生活に戻りつつある
沖縄県については東京や大阪からの流入人口が約6割も増加している
■これによって「感染者の流出」が懸念されている
今、東京から県境をまたいでの感染拡大が心配
基準が見えない中で都民が動き回れば、市中感染がさらに広がり、東京のみならず、全国にウイルスが拡散しかねない
新型コロナウイルスの感染者の高止まり状態が続く東京都に引っ張られる形で、全国的にも感染者の増加傾向がみられる
■こんなニュースも多くなってきた
福島県福島市で新型コロナウイルスの新たな感染者が確認された。東京から訪れた友人から感染した可能性が高い
石川県加賀市で20日に東京から帰省していた女性が新型コロナウイルスに感染していたことが確認
茨城県は6月26日、新たに2人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県によると、牛久市在住の50代男性と40代女性の夫婦で、女性は東京都内に通勤
■全国各地から報告が
浜松市は29日、同市中区の70代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表
男性は東京23区内の会社に勤務しているということです。
千葉県内で22日、男性2人の新型コロナウイルス感染がわかった。鎌ケ谷市の50代会社員と市川市の高校生で、いずれも都内に通勤通学
↓続く
いずれも感染経路は不明で、軽症。仕事やアルバイトで東京都内に通勤していた。感染者が確認されたのは2日ぶりで、累計930人に増えた
■東京を差別する「東京差別」という言葉も
都内在住の20代の男性がVTRで登場。岩手に帰省しようと家族に相談したところ、父親から「絶対に帰るな」「岩手1号はニュースだけではすまない」とラインの返事がきた
SNS上では「新型コロナウイルスが他県に広まったら東京のせいって言われそう」「新宿でノーマスクで歩いている人を見て県に来られたくないって思った」との声があがり、「東京差別」というハッシュタグが
「感染者多いから、都民に来られると怖い」「地方は都民の来訪を拒否して安全を守っていい」など、“東京差別”ともとれるネットの声