■昨年12月、世界中に衝撃を与えた鹿島アントラーズ
クラブW杯で日本勢として初めて決勝に進出。
決勝戦では、欧州王者レアル・マドリード相手に一時は試合をリードするなど、敗れたものの互角の戦いを披露した。
■その決勝戦で輝きを見せていたのが…
レアル相手に圧巻の2ゴールを挙げ、ブロンズボール賞を受賞。
海外メディアは「日本のアンドレス・イニエスタ」と柴崎を紹介するなど、24歳のMFに欧州中から熱視線が集まった。
当初は部のラスパルマスと交渉を進めていたが、紆余曲折あって2部リーグのテネリフェへ、6月30日までの短期契約で移籍。
現地時間3月19日に行われたレウス戦で移籍後初出場、4月2日に行われたオビエド戦では公式戦で初先発出場を果たした。
■ところがいま、柴崎選手が苦境に立たされている
23日、柴崎岳(24)にJリーグ復帰の可能性が急浮上していると報じられた。
加入直後、慣れない気候や食事などの影響で胃腸炎や不安障害を患い、出遅れた柴崎。
その影響もあってか、現在柴崎は満足な出場機会を得られているとはいえず、途中出場が続いている。
来季に向けた評価材料も乏しいため、クラブ幹部も「適応に時間がかかっている。契約更新は未定」と話す。
代理人とクラブは何度か話し合ったが、納得の答えは出ておらず、柴崎側は今夏での移籍を視野に入れているとのこと。
「欧州でプレー」という基本路線は残るものの、ロシアW杯を見据えて日本代表復帰を考えると、現状維持は得策ではない。
クラブ側も「まだ話はないが、受け入れる用意はある」と、柴崎の復帰に好意的な姿勢を見せている。
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