○無料で手軽に 青空文庫で読む傑作ミステリー


青空文庫とは

青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。

江戸川乱歩

まずおススメは江戸川乱歩 どの作品も間違いありません。

創作活動初期は、「D坂の殺人事件」、「心理試験」など、いわゆる本格派と呼称される短編を執筆し、日本人の創作による探偵小説の基礎を築いた。トリックや題材に欧米の諸作からの影響を感じさせるが、単なる模倣でなく乱歩の独創性が活かされている。

乱歩は探偵小説の本道というべき本格派を志向していたが、それらの作品は大衆からあまり評価されなかった。大衆は幻想・怪奇小説、犯罪小説に分類できる変格ものと称される作品を好んだ。「赤い部屋」「人間椅子」「鏡地獄」などが代表的な変格ものといえる。

なんとなく青空文庫を見てたら著作権切れたのか江戸川乱歩の作品が上がっていってる…!✨
大人向けは実は読んだことないけど少年探偵団シリーズはハマってたな〜(^O^)
ちょっとずつ読んでいこうかな

ちなみに江戸川乱歩の作品は青空文庫でもいくつかは読めるから興味があるけどハードルを感じる方はお試しでどうぞ!屋根裏の散歩者は短編だからあっという間だよ!!

芥川龍之介著「藪の中」

大正期に活躍した「新思潮派」の作家、芥川竜之介の代表的な短編小説。
発表当時から現在まで実に多くの関心を寄せられているが謎の多い名作。

複数の視点から同一の事象を描く内的多元焦点化(ジュネット)の手法がとられ、殺人と強姦という事件をめぐって4人の目撃者と3人の当事者が告白する証言の束として書かれており、それぞれが矛盾し錯綜しているために真相をとらえることが著しく困難になるよう構造化されている。その未完結性の鮮烈な印象から、証言の食い違いなどから真相が不分明になることを称して「藪の中」という言葉まで生まれた。

藪の中がマジでミステリーじみてる

「藪の中」
湊かなえのような物語の進み方。誰が何をしたというのをキャラ達が順番に説明します。
ミステリーっぽくて面白くて考えさせられるのでオススメです

夢野久作「ドグラマグラ」

精神医学の未開の領域に挑んで、久作一流のドグマをほしいままに駆使しながら、遺伝と夢中遊行病、唯物化学と精神科学の対峙、ライバル学者の闘争、千年前の伝承など、あまりにもりだくさんの趣向で、かえって読者を五里霧中に導いてしまう。それがこの大作の奇妙な魅力であって、千人が読めば千人ほどの感興が湧くにちがいない。探偵小説の枠を無視した空前絶後の奇想小説。

『ドグラ・マグラ』は、探偵小説家夢野久作の代表作とされる小説で、構想・執筆に10年以上の歳月をかけて、1935年に刊行された。小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』と並んで、日本探偵小説三大奇書に数えられている。

素晴らしき日々の電波、ホラー系のBgm聴きながらドグラ・マグラ読んでるんだけど雰囲気ぴったり過ぎて笑う

夢野久作の「ドグラ・マグラ」は読んだら精神に異常をきたすっていうけど、そんなことないからな。俺も読んだことあるけど、精神に異常をきたしてない。あくまで都市伝説だよ。俺も読んだことあるけど、精神に異常をきたしてない。俺も読んだことあるけど、精神に異常をきたしてない。俺も読んだことあ

黒岩涙香 「幽霊塔」

売り出されたいわくつきの古い屋敷。先祖の縁で屋敷を買った叔父の命で下検分に出かけた主人公は、そこで謎めいた美しい女性と出会う。次々と現れる謎の人物。首なしの死体。時計塔のからくり。…

『幽霊塔』は、アメリカの女流作家、アリス・マリエル・ウィリアムソンの小説『灰色の女』を基にした日本の翻案小説。時計塔のある古い屋敷を舞台に、因縁の人物が入り乱れ、迷路の奥に隠された宝を巡って繰り広げられる探偵小説である。

ネイル塗りながら読んでた黒岩涙香の『幽霊塔』が面白くて出かける準備が進まない

そういえば奇跡的に黒岩涙香の『幽霊塔』を発見することができたのでこれに関しては絶対読みたいのだった