4月29日と30日の2日間、幕張メッセにて大型イベント「ニコニコ超会議2017」が行われた。

このほかにも、AIとプロ棋士の囲碁対決、ロボット大喜利、アニメの世界観を体験できるアトラクションなどが登場。

定番の「歌ってみた」や「踊ってみた」、「演奏してみた」などをはじめ、今年も多種多様な展示物や体験型ブースが出展された。

総会場来場者数は15万4601人。

前回（ニコニコ超会議2016）の15万2561人を約2000人上回り、過去最高を記録した。

会場からの『ニコニコ生放送』を視聴したネット総来場者数は505万9967人。

約240万人減少した昨年から、さらに約50万人下回る結果となった。

担当者は「『超会議』で実施していたゲーム関連の生放送企画が、2015年からスタートした『闘会議』に分散したため」と分析。

30日に、東京ビッグサイトでオールジャンル同人誌即売会『COMIC1』、東京流通センターで音系・メディアミックス同人即売会『M3-2017春』が開催。

同人活動をしている人やボーカロイドなどの音楽活動をしている層がそちらに流れた可能性もある。

2006年12月12日に『ニコニコ動画（仮）』がスタートしてから10年を迎えたニコニコ動画。

核となっていたゲーム実況やニコ生では、大手配信者が動画再生速度、画質、手軽さなどで上回る他動画配信サービスに続々と移行。

2016年12月末時点でのプレミアム会員数は252万人と、2006年のサービス開始以来初めて減少している。