買ったお米が思った以上に美味しくない時ってありますよね?
炊いても炊いても味がしない、パサパサする、変な香りがする…
でも捨てるわけにもいかず、なんとか美味しく食べる方法を知りたい。
基本の美味しい炊き方
最も美味しいのは、中心部です。表面はあまりよろしくないです。この中心部分を多くするために、なるべく1度に多くのお米を炊きましょう。
たっぷりの水にお米を入れたら、1回目はさっと捨てる。(お米に水道水を入れると吸水むらができたり、水が溜まる間に臭いを吸水してしまうため)
軽く指先で研ぎ、3~4回すすぐ。
今のお米は強く洗う必要はないです。
臭いのある古米の場合は少し擦り合わせ、手の付け根でギュッと押して古米臭が取れるまで洗う。
美味しいご飯を炊くためのお米を研ぐコツは「手早く」「ムラなく」「優しく」だそうです。
料亭などではお米を研ぐときにザルを用いるといいます。
これは、ヌカ臭さをお米に吸収させないための知恵です。お米をザルごと水の張ってボウルに漬け、軽くかき混ぜた後、取り上げます。あとは流水で研ぐとヌカ臭さが付きません。
お湯で研いでしまうと、研いでいる間にアミラーゼがお米のデンプンを糖に分解して美味しさが流れ出てしまうんです。
一晩置けるなら釜を冷蔵庫に入れておく。すぐ炊くなら先に氷を入れてから水加減して炊く。
冷たい状態から温度を上げていくと美味しく炊けます。
『炊くときに加える水にもこだわる』とよいです。
浄水器やミネラルウォーターの水でももちろん、水道水のカルキを抜くために一度沸騰させて冷ました水などでも、ちょっとした違いがごはんを美味しくします!
内釜で米を研いだ場合などは特に、熱のかかる外側が水でベタベタの場合もあります。 これは炊飯器が壊れる・炊きむらができる原因にもなるので、軽くふき取ってから炊飯器にセットし、スイッチを入れましょう!
『炊き上がったら蓋や釜の上についた水滴をふき取る』とよりよいです。 そうすることで炊飯器で炊くご飯もより美味しくなります!
IH炊飯器などは、炊き上がり時に蒸らし終わった 状態でスイッチが切れるので、それ以上蒸らす必要はありません。 "炊き上がりと同時に、スグ蓋を開け、しゃもじで釜の底から上へと余分な " 水分を飛ばすようにほぐして下さい。 水分を飛ばすことで、しゃきっとした食感のご飯になるでしょう。
釜の中をしゃもじで十字に区切り、その4箇所を底から上下を入れ替えるなどして、ごはんを潰さないようにほぐします。
炊き上がったら(保温状態になったら)、
軽く上下ひっくり返すように混ぜた後に、一度蓋を閉じ15分位蒸らします。
更に+αで入れると美味しくなるもの
備長炭にあるたくさんの孔が水の不純物を吸収し、遠赤外線の働きで米粒の奥まで熱がいきわたるのでお米がふっくらするのです。
また、木が成長するときに蓄えられたミネラル成分が炊き込むことで溶け出し、ごはんがさらにおいしく炊けます。
炭を勧められて、早速購入して使ってみたら!
すごいですよ炭!
ふっくら炊けて臭いもなく、美味しいご飯そのものでした。
それから毎日炭を入れて古米を炊いて、無事に?!全て完食しました!
100均やホームセンターにあるような炭では ダメです。それより炊飯用の・・・で売られている物の方が 適しています。
お酒:1合につき、小さじ1
みりん:1合につき、小さじ1/2~1
※みりん風調味料ではなく、本みりんがおすすめ
パサパサで味のないお米3合に、大さじ1のみりんを入れてみたら、パサつきが取れて少し甘みも出て普通に食べれました。
古米にみりんを入れるとことで、アルコールが揮発する際にヌカ臭さを一緒に取り去ってくれるので、いやな匂いが消えます。さらに、みりんに含まれる糖が米をコーティングし、つやつやに炊き上がりますよ
普通のお米:もち米が9:1の割合になるように炊くと、炊き上がりにツヤが出て、モチモチ感がアップします。
アテネオリンピックでも、もち米が大活躍。野球代表チームがイタリアの合宿先で調達するお米はパサパサなので、もち米を1割混ぜて炊いたら、粘りが出て特上コシヒカリにも負けない味になったとか。