夏の甲子園100回大会に旋風を巻き起こしている秋田・金足農業
①ドラフト候補のエース『吉田投手』
ドラフト候補として、急上昇してきたエース、吉田輝星。
投手では金足農(秋田)の吉田輝星(176センチ、81キロ、右右)の評価が高い。初戦の鹿児島実戦では150キロ近い速球とキレのよい変化球を武器に14奪三振をマークした右腕だ。
②『セミのご加護!?』9回裏ノーアウト満塁からのツーランスクイズ
第100回全国高校野球選手権記念大会第14日が18日に行われ、準々決勝で金足農(秋田)が近江(滋賀)に9回裏に2ランスクイズを決めて逆転サヨナラ勝ち。1984年以来、34年ぶりの4強進出を決めた。
近江高校2-3x金足農業
試合終了
金足農業劇的ツーランスクイズで大逆転サヨナラ勝利!ベスト4進出! pic.twitter.com/mAGPoGOWlZ
ツーランスクイズを走りきった9番にはセミの加護がついてたから仕方ないね
#金足農業 pic.twitter.com/QQg2tvycJh
『カミ』ならぬ、『セミ』のご加護とは!
③吉田投手、大友選手との『侍ポーズ』と『シャキーン』グラブ
初回と9回の投球前に、右膝を地面に付けて刀を抜く「侍ポーズ」がルーティン。一緒にポーズをする「侍仲間」は大友。
吉田と中堅手の大友は大の仲良し。初回と9回に右膝を地面につけて刀を抜く「侍ポーズ」を行うルーティンを甲子園でも貫いている。
これかっこいい!
大友くんと吉田くんの侍ポーズ٩( •̀ω•́ )
#金足農 pic.twitter.com/gJ1FEhMb8h
大友とは普段から侍をキーワードにしたゲームで盛り上がる。そのゲームでは侍が刀を抜く「シャキーン」ポーズが存在し、無類の侍好きの吉田は甲子園用のグラブに「シャキーン」と刺しゅう。
U18日本代表候補に選ばれており「侍に選ばれてもやりたい」と宣言した。
金足農・サムライ吉田の“遊び心”と“覚悟”グラブの「シャキーン」 dlvr.it/QfvBp1 pic.twitter.com/dGKbgHSrY3
④第1回大会以来『103年ぶり』となる秋田県勢の決勝進出
大会第15日は20日、準決勝を行い、第1試合に登場した秋田代表の金足農は日大三(西東京)を2―1で破り、初の決勝に進んだ。県勢の決勝進出は第1回大会(当時は全国中等学校優勝野球大会)の秋田中(現秋田)以来、103年ぶり。
公立校の決勝進出は第89回大会(2007年)の佐賀北(佐賀)以来。
秋田県勢の決勝進出は1915年(大4)の第1回、秋田中(現秋田高)以来103年ぶり。東北勢の決勝進出は15年の仙台育英(宮城)以来9度目。
明日の決勝は大阪桐蔭と対戦。東北勢史上初の優勝を目指す。
立ちはだかるは、史上初となる2回目の春夏連覇まであと1勝となったドラフト候補揃いの最強軍団・大阪桐蔭。