楠木正成から太田道灌まで!大河ドラマに“立候補”した偉人たち


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aku1215さん

◆来年放送される大河ドラマ『いだてん』

『いだてん~東京オリムピック噺~』(2019)

金栗四三 役:中村勘九郎

NHKで来年1月6日にスタートする大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)。

宮藤官九郎が脚本を担当し、日本人とオリンピックの歴史を描く。主演は中村勘九郎と阿部サダヲが“リレー方式”で務める。

勘九郎は、日本人が初めてオリンピックに挑戦した1912年ストックホルム大会に出場したマラソン選手・金栗四三を、阿部は1964年の東京五輪開催に執念を燃やした田畑政治を演じる。

◆再来年の大河も明智光秀を描く『麒麟がくる』にすでに決定済み

長谷川博己(左)と池端俊策(右)

2020年放送の大河ドラマ第59作が、『麒麟がくる』として戦国武将・明智光秀を主人公に描かれる。

長谷川演じる主人公・明智光秀に加え、織田信長、斎藤道三、今川義元、豊臣秀吉、徳川家康らが登場。

長谷川博己

脚本は、第29作「太平記」を手がけた池端俊策のオリジナル。大河ドラマとしては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた前半生に光があてられます。

◆そんな中、横須賀市などが「三浦按針」で大河ドラマに立候補

横須賀市などは26日、徳川家康と、外交顧問を務めた英国人ウィリアム・アダムズ(日本名・三浦按針)を題材にした大河ドラマを制作するよう、NHKに要望した。

2018年10月

要望書には砲術、天文学、造船術、航海術などを按針が日本にもたした功績を列挙。按針没後400年に当たる節目の2020年に向け署名活動を展開していることに触れ、ドラマ化を求めている。

署名活動は4月8日に開始。9月末現在の署名数は2万7878人。2020年までに20万2千人を集める目標を掲げている。

◆要望の場には小泉進次郎議員も出席し猛アピール

小泉進次郎衆院議員(右から4人目)

要望したのは、按針とゆかりのある横須賀、静岡県伊東、長崎県平戸、大分県臼杵の4市でつくる「ANJINプロジェクト連絡協議会」。

小野達也・伊東市長をはじめ4市の市長や顧問の小泉進次郎衆院議員らが顔をそろえ、今春開始した署名活動を猛アピールし、早期ドラマ化を訴えた。要望は2013年から始まり5回目。

小泉衆院議員も「(家康と按針を題材にすれば)400年前に外国人の按針に領地を与えた革新的な家康像を描くことができる」と制作の意義を強調した。

◆実は大河ドラマ誘致に立候補する自治体は多い

大河ドラマ『真田丸』(2016)

舞台となった長野県への経済効果は200億円(2017年2月発表時点)

「正式にNHKに申し入れがあったものだけでも、人物ベースでざっと30人はいるとか。1人の人物を複数の地域で推している場合もあるし、NHKが把握してないものも含めれば、相当な数になるはず」。

大河誘致は地元への大規模な振興策となるので、過去にも大物政治家が自分の選挙区を舞台とする作品をねじ込もうとしてきた。

◆最近報じられた立候補している自治体

▼楠木正成(河内長野市ほか)