●一部週刊誌で、芸能プロ社長のパワハラ動画が明らかになった問題
【週刊新潮報道】「鍋に頭突っ込めよ」芸能プロ社長がパワハラか
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火にかけた鍋に顔をつけられ、後遺症の残る可能性がある熱傷を負ったという。社長は「悪ふざけだった」と文書で回答した。 pic.twitter.com/wNZo44M7G4
雑誌『Popteen』の元モデルなどが所属する東京・渋谷区の芸能プロダクションが主催した忘年会で、そのパワハラは起こった。
“加害者”は当時25歳の芸能プロ社長で、“被害者”は当時23歳の従業員。2015年12月20日の出来事である。
取引先や所属するモデルが出席する中、社長はA氏に「おもしろいことをやれ」と強要し、A氏が「できない」と言うとアルコールを飲むことを半ば強制したという。
さらに社長はA氏の首をつかむと、沸騰しているしゃぶしゃぶ鍋に顔を押し込んだ。2度目は一瞬、躊躇(ちゅうちょ)したものの逆らえずに鍋の液体に接触。A氏の動きで鍋から液体がこぼれていた。
・被害男性は、後遺症が懸念されるほどの大火傷を負ってしまったという
被害者となった男性は、当時25歳だった同社の社長から日常的なパワハラに精神的に追い詰められていたことを明かし、
「『クライアントさんもいるんだから何か面白いことをやれ』ってはやされて…」と話しているという。
男性はこの行為がきっかけで顔中が爛れ、後遺症が懸念されるほどの大火傷を負ってしまった。
翌明け方、緊急外来に行き、応急処置を受け、顔面第2度裂傷、皮膚感染症、湿疹と診断された。
●22日には、パワハラを受けた被害者が弁護士同席で会見を開いた
芸能事務所の社長から壮絶なパワハラを受けた男性A氏が22日、
都内でレイ法律事務所の河西邦剛弁護士同席の中で会見を開いた。
・会見では、弁護士から壮絶なパワハラの実態が明かされた
弁護士によると、A氏は2014年、A氏が大学生の時に芸能事務所のY社長と出会い、イベントの手伝いを始めたという。その半年後、A氏はY社長の芸能事務所に入社(現在は退社)したが、
その年の忘年会で二日酔いし遅刻したことから坊主にするよう強要され、罰金10万円の支払いを命じられたのだという。
・半日以上にわたり、正座で業務を行うことを強要されたりもあったという
さらに翌2015年には半日以上にわたり正座で業務を行うことを強要されたり、寝坊について説明した際に顔を殴られたりしたこともあったという。
A氏によると会社に属していたのは社長とA氏の2人だけ。そのため、パワハラを受けたのは「全部、自分だけ」だったという。
顔を殴られ口内を切って出血したこともあったという。3月には事務所主催のイベントのため、1週間近く家に帰れなかったこともあった。
・今回の鍋事件では、翌日に社長から「おまえ、自分から顔突っ込んだんだよな?」などと言われたという
翌日昼頃、社長はAさんの自宅を訪れ「おまえ、自分から顔突っ込んだんだよな?」「何日後くらいから仕事できるの? 2~3日後にはできるでしょ?」などと告げたという。
A氏は「無理です。空気感染とかもあるので」と断り、治療のために2〜3週間、仕事を休んだという。
・その後、月8万円の給料が続き、17年1月ごろに退社したという