表現が過激すぎて別のアニメ!50年前のアニメ『サザエさん』が話題に


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wappameshiさん

50年前のアニメ『サザエさん』をデジタル配信

原作漫画『サザエさん』は新聞連載の4コマ漫画で、福岡の地方新聞『夕刊フクニチ』誌上での連載を依頼。1946年4月22日から連載を始めた。
1974年2月21日に連載が中断し、事実上連載が終了した。
アニメ『サザエさん』は1969年10月5日にフジテレビ系列で第1回が放送開始した。

このたび、フィルムで制作された初期作品がデジタル化され、1969年から1970年に放送した50回分が配信されることが決定した。

12月26日からフジテレビオンデマンド(FOD)とAmazon Prime Videoで配信される。

今回配信されるのは第1回(69年10月5日)から第53回(70年10月4日)までの放送分うちの50回分。キャラクターデザインが現在放送中のものとは違い、長谷川町子さんによる原作マンガのイメージに近いなど、多くの発見があります。

自由な表現がネットで話題に

初期のサザエさん(1969年)
『お医者さんの巻』
精神病院の名前が「阿呆精神病院」
そこに入院する患者が「ハイル・ヒトラー」の掛け声を発する。
サザエさんが歯科医院に向かうBGMが軍艦マーチだったり、色々すごい。
#サザエさん
@retoro_mode pic.twitter.com/L0GIhdUqPi

アニメ「サザエさん」初期放送分を配信、第1回ではサザエと押し売りの攻防描く(コメントあり)
natalie.mu/eiga/news/3136…

#サザエさん pic.twitter.com/4L0oJ1ZbWE

虚ろな視線、手にはバット。狂気しか感じない #サザエさん pic.twitter.com/eYFVdaoMR0

アマゾンで初期のサザエさん(昭和44年)が公開中なので見てみた。

今では考えられないキチガイ発言等の見所もあるが、私は宙を舞うサザエさんのブラジャーを発見するという偉業を成し遂げた。 pic.twitter.com/suJQHliWDL

まさかサザエさんにサービスシーンが存在したとは… pic.twitter.com/G7Z6a4rdJs

サザエさん第1話。波平の髪を切ろうとする貴重なシーン。片手でアームロックを極めているところも大変良い。 pic.twitter.com/iYN3PQg2Id

話題の初期サザエさん、表現が過激すぎて違うアニメみたいになってるw pic.twitter.com/rVGkHs5Fpt

カオリちゃんの初登場エピソードがいきなりカツオの全裸を見てしまうという話だし、作画もキャラもかなり崩壊してる初期のサザエさん面白すぎる pic.twitter.com/c3sAdanhj7

初期のサザエさんが酷すぎてついていけないwww pic.twitter.com/nAEe4K17ua

TVアニメ #サザエさん 初回放送分をアマプラで鑑賞
絵のタッチの違いにも驚いたけど
際どい台詞の数々に更に度肝を抜かれた

カツオ「あのセンコー!」
ワカメ「あたい」
サザエ「身体障害は政府の責任」 pic.twitter.com/Mdxfd0DpKX

初期の「サザエさん」みると、いまのテレビで許されない表現の連打で、いかに今の時代表現の幅で狭められてしまっているのかを感じさせるものがあるような気がする。

Amazonプライムで配信され始めた初期のサザエさんを見てるんだが、「ワカメを病院に連れて行こうとしたら間違えて精神病院に入り、ハイルヒットラーと叫ぶ旧日本軍の軍服着たおっさんと出くわす」みたいなヤバいやつのオンパレードで、たった半世紀で倫理観とはかくも変わるものなのだなあと

「キチガイ」という用語が禁忌ではなかった時代の作品に「キチガイ」という表現が登場するのは、別にウケを狙っている訳ではなく日常語だったから。いま『サザエさん』の初期作品を見て「キチガイって台詞も大して面白くないよね。ポリコレあって良かった」とか言ってる人の国語力が心配だ。

まぁサザエさん原作最初期は、メクラって看板置いて座ってる物乞いに警官が「お前こないだまでツンボだったじゃないか!」ってツッコミに、物乞いが「旦那今日はエイプリルフールですよ」って返す酷いブラックジョークてんこ盛りだし、よく国民栄誉賞取れたなこの作者って感じの漫画だしな。

FODで昔のサザエさんが見られるけど、なかなか衝撃。サザエは今よりヤンチャで(元々こーゆーキャラだった)、ワカメが本当に子供で、タラちゃんが本当に赤ちゃん。表現は自由で、登場人物はところどころ常識に欠け、全体にギャク感が強い。でも…面白いんだよね。そして、ちょっといい話で終わる。

TVアニメ「サザエさん」の初期が原作の魅力から離れたものになってるのは確かだけど、じゃあ現在の「サザエさん」はマシになったのかというと、さらに悪化していて、当たり障りのない内容を目指した結果、ポロシャツを着た記号が歳時に合わせ左右に動くというだけの抽象的で不気味な作品となっている。

完全に虚勢され、国民的アニメになった、現在からは考えられないが、「サザエさん」は、人間の暗部と、ブラックユーモアの煮凝りみたいな作品だった。朝の忙しい時に、洗面所でノタノタ、歯を磨いてるタラオを、ワカメが「邪魔!!」と突き飛ばすのが日常の、和製「サウスパーク」だったのだ!!

@fusaji_low 昔のサザエさんなんてヒロポンのイメージしかない

ゆううつがふっとぶらしい pic.twitter.com/QqpiClGr2v

Amazon Primeで「サザエさん」を観てみた。主題歌もエンディングも変わらないし、サザエさんとタラちゃんは声優さん変わってないし、ほんと凄い番組だな。っていうか、加藤さんいくつなんだよ?時代や世相を写してるので、初期のころのはぜひ見てほしいなぁ。#サザエさん