高価取引も!今「マンホールカード」がめっちゃ熱い


■今、マンホールカードがめっちゃ熱い

名所や名物が描かれたマンホールのふたを図柄にした「マンホールカード」の発行が広がっている

全国の下水道関連施設や観光案内所などで4月に無料配布が始まったが、コレクションとして集める人が続出中

昨年4月に全国28の自治体で全30種類のカードの配布を始めたところ、瞬く間に増刷を要するほどの人気になった。

マンホールカードが実に興味深い。実にマニアック。2枚ゲット。(正確にはおこぼれをもらっただけだが)

マンホールカード交換希望です。ご連絡お願いします。

先日、東広島市のマンホールカードを貰ってきました。もうすぐ100枚!
座標の蓋は日照条件惡かったので蓋だけは別の場所で撮影。
驛前から酒蔵通り周辺にかけて結構な枚數設置されています。
カードは900枚配布したそうです。… twitter.com/i/web/status/8…

■先に行く前に「マンホールカード」とは?

全国各地の地域色あふれるマンホール蓋(ぶた)の図柄を紹介する「マンホールカード」

マンホールカードとは、下水道広報プラットホーム(GKP)のプロジェクトチーム「マンホール・エンジョイ・プロモーション」(マエプロ)が中心となり、マンホールを管理する都道府県や市町村と共同で実現した、世界初のマンホール蓋のコレクションカード

GKPは下水事業をPRする一環としてデザイン性あふれるマンホール蓋をコレクションできる「マンホールカード」を企画し、全国の自治体にマンホールカード作成を呼びかけました

観光客も意識してカードには蓋の写真に加え、デザインの由来や設置されている位置座標などの細かいデータも記載

担当者は「誘客につなげ、歩きながら富士の魅力を感じてほしい」と期待する。

静岡県の取り組みです。

■オークションなどで高値で取引されているという例も

インターネットのオークションで高額取引され、関係者からは困惑の声も上がっている。

自治体側は配布場所に足を運んだ人だけに1人1枚手渡すという原則を定めており、収集の難しさからか、ネットオークションで1枚1000~2000円台で売買される

一般では入手不可能なレアものということもあり、2万5千円以上の値段がついたという。

横浜市で開かれた全国自治体の下水道職員らが集まる駅伝大会でマンホールカードのPRのためサンプル約500枚です。

■今年1月には埼玉でマンホールサミットも開かれた

埼玉県川越市で14日、全国のマンホール愛好家が集まる「マンホールサミット埼玉2017」が開かれた。

マンホールサミットは、マンホール蓋(ふた)に関心を持つ市民と業界関係者が交流する場としてGKPが企画したもの。

14年以降、6回目となるイベントは家族連れなど約3000人が詰めかける盛況。お目当ては、開催市である同市の古い町並みや江戸への物資運搬に使われた高瀬舟を描いたご当地のマンホールカードだ。