■ドイツ
ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。かつて「西ドイツ」と呼ばれていた時代は「西欧」に分類されていたが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一
人口はEU加盟国で最大。EUの第2位はフランスでおよそ6690万。世界ではベトナムに次いで16位。人口のうち移民はおよそ23%。
ヨーロッパの中部に位置し、北はデンマーク、東はポーランド、チェコ、南はスイス、オーストリア、西はフランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルクに接する
■そんなドイツに住む人々は「倹約家」として有名
「まだ動く」「修理すれば使える」「この機能で十分」「捨てるくらいなら譲るべき」「そんな高いもの必要ない」こういった価値観のせいで、「ケチ」や「倹約家」と言われることが多いドイツ人
ドイツ流節約術の書籍が出ちゃうほど、ドイツ人は節約に積極的に取り組んでいる人が多い
ドイツ人の間にはふだんの娯楽にお金をかける人、消費で心の隙間を満たそうとする人は少ない。
■ドイツに「廃品回収車」は必要なし
ドイツは言わずと知れたリサイクル先進国であり、そのリサイクル率は堂々の世界一
本棚の板はたわんでいたし、ワードローブは力任せに解体して金具が折れてるし、そもそもドロドロの芝生の上に置いて雨ざらしになっていた家具の残骸、もはやゴミなのに。それを、だれかが持ち帰った
実際に住んでいた方の話です。
ごみの完全分別や生ごみの堆肥化、デポジット制(容器を返却すると返金されるシステム)の導入なども徹底し、「ごみを作らない、売らない、買わない」社会システムの基盤ができ上がっている
■このドイツのゴミを出さない姿勢は日本も見習うべき
日本では世界でもダントツのゴミ排出量を誇っており、焼却炉の数は世界一だ。環境省発表データによると、日本人一人あたりが1年間に排出するゴミの量は320kg、2位がフランスで一人あたり180kg、3位がドイツの140kg
ドイツには「循環経済法」という法律があり、商品の危険性や分別のしやすさによって、販売規制などを行っている
つまり、自然の循環がきちんと行える範囲でしか、経済活動を行わないということです。
そんな生活なものだから、日本で生活するよりも全然お金が減らない。モノを買う必要がないのだ。事実ドイツ人も、貯蓄が好きな国民性で知られている。
■電気代も徹底して抑制する
電気代を節約するのもドイツならでは。ドイツではルームシェアをすることも多いが、そこに大家さんも住んでいる場合、電気をつけっぱなしにするとかなり厳しく注意される
ドイツでは日曜日やクリスマス(12月25日・26日)などの祝日には原則として全ての店が閉まっている。このため、消費者は平日までじっと待たなくてはならない
今ドイツでは、省エネで街灯を消す町が増えてるんです。誰も通らない道、明るくしても電気のムダ。
■飲み会や食事会はきっちり割り勘
日本の場合、男性が多めに払ったり、上司が多めに払ったりすることも多いだろう。しかし、ドイツはほとんどの場合がきっちり割り勘。
これまで3人のドイツ人ダーリンとのデート経験があるのですが、そのうち2人との初デートはワリカン。
ドイツの場合、ウェイターさんや、ウェイトレスさんがその後、テーブルの1人1人の所に来て、「あなたは、これとこれとこれを食べたから……」と目の前で計算し、1人1人にレシートをきります。
これはビックリですね。。