▼池袋で起きた痛ましい暴走事故
【池袋暴走事故】車に不具合見つからず 運転ミスか
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ペダルの動きを妨げるような障害物はなかったという。事故直後、息子に電話をかけ「アクセルが戻らなくなり人をひいた」などと話していた。 pic.twitter.com/guahkhGSRY
今月19日、東京 池袋で87歳の高齢者が運転する乗用車が歩行者などを次々にはね、自転車に乗っていた松永真菜さん(31)と娘の莉子ちゃん(3)が死亡しました。
事故は19日昼すぎ、豊島区東池袋4丁目の都道で、旧通産省工業技術院の飯塚幸三・元院長(87)が運転する車が約150メートル暴走して通行人をはね、松永さん親子が死亡。ほかに飯塚元院長を含む8人が重軽傷を負った。
警視庁は飯塚元院長が運転操作を誤ったとみて、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で捜査。
飯塚元院長は胸を骨折して入院しており、任意で調べている。
同日午前には2人の告別式が豊島区内の斎場で営まれ、親族や友人らが2人を悼んだ。
▼妻と娘を失った遺族の夫が会見を開いた
「悔しくて悔しくて仕方がありません。この悔しさはどれだけ時間がたっても消えないでしょう」と無念を語った
池袋暴走 「不安なら車を運転しない選択肢を」 松永さんの夫会見|BIGLOBEニュース news.biglobe.ne.jp/domestic/0424/… pic.twitter.com/bYIbvQVCF7
東京・池袋で高齢男性の乗用車が暴走し、横断歩道を自転車で渡っていた松永真菜さん(31)と長女の莉子ちゃん(3)が死亡した事故で、真菜さんの夫の会社員男性(32)が24日夕方、東京都内で記者会見を開いた。
男性は、今年の七五三で撮ったという2人の写真を携えて会見場に入った。
着物姿でほほえむ2人。「一番よい写真。まさか遺影で使うことになるとは…」。憔悴(しょうすい)し切った表情で声を絞り出した。
・いつも通りの朝だった…そしていつもの帰宅を迎えるはずだった
事故が起きた19日の朝は普段通りに勤務先の会社に出勤し、2人は「行ってらっしゃい」と言って送り出してくれた。
昼休みにはテレビ電話で「今日は定時で帰るよ、待っててね」と伝えた。それが最後の会話だった。
午後に警察から連絡があり、病院に向かったとき、2人は息を引き取っていた。
▼「たった一瞬で私たちの未来は奪われてしまいました。」 その無念の胸中を告白
【池袋暴走事故】「悔しくて悔しくて仕方がない」妻と娘を亡くした夫が会見
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「ただ涙することしかできず、絶望しています」「たった一瞬で私たちの未来は奪われてしまいました」と吐露した。 pic.twitter.com/LSXQBTFK5a
まず、まず最初に事故現場の献花台にあふれるほどの花を手向けて下さった皆様、妻と娘に寄り添い、心を痛めて下さっている皆様、皆様の温かい心に、本当に感謝しています。
「最愛の妻と娘を突然失い、ただただ涙することしかできず絶望しています。娘がこの先どんどん成長し大人になり妻と私のもとを離れ、妻と寿命つきるまで一緒にいる、そう信じていましたが、たった一瞬で私たちの未来は奪われてしまいました。悔しくて悔しくてしかたがありません」と話しました。
妻と娘は本当に優しく、人を恨むような性格ではありませんでした。私も2人を尊重し、本来ならばそうしたいです。ですが、私の最愛の2人の命を奪ったという相応の罪を償って欲しいです。
▼こんな悲しみはもう生んではいけない…その想いを託した写真を公開
「娘がこの先どんどん成長し、大人になり、妻と私の元を離れ、妻と寿命尽きるまで一緒にいる、そう信じていましたが、たった一瞬で私たちの未来は奪われてしまいました。悔しくて悔しくて仕方がありません」
池袋暴走事故の被害者遺族が記者会見しました。
コメント全文→bit.ly/2Vpx8pD pic.twitter.com/DxgbIQgs8Z
この数日間、何度も、この先、生きていく意味があるのかと自問自答しました。
しかし、同時に今回の事故での妻と娘のような被害者と、私のような悲しむ遺族を今後絶対に出してはいけないとも思いました。そのために私は妻と娘の画像を公開することを決断いたしました。
池袋の暴走事故で亡くなられたお母さんと娘さん。残されたご主人が「今後の事故防止のためになるなら」と写真を提供してくださった。事故現場にあったのとおそらく同じ帽子をかぶる楽しそうな姿に、胸がはりさけそうだ。asahi.com/articles/DA3S1… pic.twitter.com/VrHTYXOITx
代理人弁護士によると、写真は6日、よく遊びに訪れていた公園で昼食をとっているときに撮影したもの。