▼一度は見てみたい
20世紀最大の発見とも言われた伝説の天空都市マチュピチュ。
高い山々に囲まれ、山裾からは見えず、雲に限りなく近い場所に創られたこの地は「天空の遺跡」ともいわれています。
しかし謎が多く
遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、3,000段の階段でつながっている。遺跡の面積は約13km2で、石の建物の総数は約200戸が数えられる。
マチュ・ピチュの場合は傾斜路を造る余地がないため、どうやって5-10tもある巨石を運び上げたかはまだ謎であるとしている。
しかし遂に謎が解明
リオグランデドスール連邦大学が現地調査と航空写真の分析を行った結果、この遺跡は断層が交差する場所にあることが判明した。
これらのプレートが数百万年という歳月を掛けて大量の岩石を生み、インカ帝国が必要としていた建築資材を後に提供することになったというのです。
断層は地面に強い力が加わって割れた状態のことですが、このときにかかった強い力によって、採れる石の割れ方に一定の方向性が生じるんだとか。
研究チームは、マチュピチュがこの場所にあったおかげで、自然の岩石の形をそのまま利用することができ、石材の生産に必要な時間と労力が削減できたと推測しています。
さらにこんな事も分かった
遺跡全体の大まかな位置のみならず、遺跡内の居住エリアや農耕エリア、そして階段なども、断層に則したつくりになっているのだとか。
しかも、花崗岩を掘り起こした後の溝は、2000ミリメートル近い年間雨量を記録するこの土地で、地下水を排水する役割を果たしたという。排水することで落石や地滑りが起きることを防いでいたのだ。
他にもこの地域の遺跡では、オリャンタイタンボやインカ帝国の首都があったクスコ、ウルバンバ渓谷の村のピサックなどが、大断層の上に造られたことが航空写真の分析で明らかになっている。
「断層」か。科学の進歩は面白いね。 / “インカ帝国の遺跡「マチュピチュ」の謎がついに解明 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)” htn.to/24fER9yP3j
インカ帝国の遺跡「マチュ・ピチュ」が山上にあるのは断層の恩恵から!
地殻運動で砕けてできた岩を使って建物作成。
→「これ使えるやん!」のノリ。
岩を掘り起こした溝や断層の割れ目は水が流れやすい。
謎だったものって分かってくると意外と現実的な場合が多い!
forbesjapan.com/articles/detai…
インカ帝国の遺跡「マチュピチュ」の謎がついに解明 a.msn.com/01/ja-jp/AAIiY…
なんであんな山の上にデカい街を造ったのか、という話。
まぁ、断層が交差していたので建材の花崗岩が切り出しやすかった、というのは納得がいく話ではあるが。
▼恐竜は何故絶滅したのか?
「恐竜が隕石の衝突によって絶滅した」なんていう話は、今では常識とされている。
このことが学術的に確定したのは2010年だったということだ。確かに、学術的に物事を確定させるのには、様々な証拠や議論の積み重ねが必要。
そして海底の岩石サンプルを採取し、隕石衝突後が明らかに
テキサス大学オースティン校の地質学者ショーン・グリック教授らの研究チームが、ここから新たな岩石サンプルを採取し、その分析結果を発表した。
数千万年という年月の間に、クレーターは何層もの堆積物によって埋められた。そのおかげで、激しい風や波による風化は免れたものの、一方で調査を望む科学者たちを遠ざける原因にもなった。