■14日、緊急事態宣言が39県で解除された
政府は14日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を39県で解除。
残る8都道府県についても、21日をめどに専門家に意見を聴いた上で、宣言を解除できるかどうか改めて判断する予定。
■緊急事態宣言解除を受けてJリーグでは…
2月下旬から全公式戦が中断され、全チームが活動休止を余儀なくされていたJリーグ。
緊急事態宣言の解除を受けて、感染予防・拡大防止対策を徹底したうえで、段階的に練習を再開するクラブも出てきた。
■公式戦再開に向けたガイドライン案を公表
Jリーグは14日、リーグ再開に向けた新型コロナウイルスへの対応ガイドライン案を公表。
ガイドライン案には、「3密」の回避など感染予防策や情報開示の基準を明示。
練習や試合開催については、個人(在宅)練習~試合の通常開催まで8つのフェーズに分け、身体接触を伴うチーム練習は「緊急事態宣言の解除」を条件としている。
■現時点では「7月・無観客での再開」が有力
Jリーグと各クラブは準備期間を4週間設けることで一致しており、関係者によると「早くても7月。無観客での実施が有力」とのこと。
村井満チェアマンは「具体的な再開日程はまだ検討していない。21日に開催される政府の専門家会議の見解を伺ってから」としている。
■そんな中、Jリーグが「新たな試み」を検討か
Jリーグが「投げ銭システム」を導入する方針を固め、パートナー企業の選定に入ったことが18日、関係者の話で分かった。
■投げ銭システムとは?
ネット配信者やコンテンツなどに対し、パフォーマンスや内容を褒める・応援する意味で金銭を与えること。
有名なのは『SHOWROOM』などで行われるライブ配信での投げ銭で、月100万円を稼ぎ出す配信者も珍しくない。
■詳細
関係者によると、今月中には仲介企業の選定を終え、早期の運用開始を目指す方針とのこと。
映像で試合を見ながら選手たちの好プレーや得点時などに、クレジットカード決済やポイントなどで支払うことができる。