■先日、横綱・白鵬に敗けた高安
アフロ
白鵬/Hakuho,
APRIL 17, 2017 – Sumo : Annual sumo tournament dedicated to the Yasukuni Shrine in Tokyo Japan. (Photo by Yohei Osada/AFLO SPORT) by 写真:長田洋平/アフロスポーツ
白鵬が復活優勝へヤマを越えた。1敗で追走していた大関獲りの高安を執念で寄り倒し、無傷の10勝目。
初場所の雪辱を果たし「自分の役目を果たしたという感じだね。また出直して来いと。一から稽古に励んで来るんじゃないかな」と息をついた。
白鵬の言葉です。
支度部屋に戻った高安の姿がショックの大きさを物語っていた。報道陣から何を聞かれても無言。というより言葉が見つからず、出てこない
■このショックから見事に立ち直った高安
夏場所13日目の26日、ここまで1敗の横綱・日馬富士と対戦し、はたき込みで勝って、目安を上回る34勝目を挙げました。
一気に土俵際に追い込まれたものの、日馬富士の突きを受けながら踏みとどまった。最後はバランスを崩した日馬富士をはたき込んで白星を手にした。
「喜んでもらえてうれしいです」「この一番が僕の相撲人生に関わってくると思う。落とせない一番ですね。これからも」と話した。
観戦していた両親への言葉です。
高安は小結だった初場所で11勝、関脇の先場所で12勝を挙げ、大関昇進がかかった今場所も12日目までに10勝
直近の3場所の勝ち星の合計が大関昇進の目安となる33勝に到達していました。
直前3場所の合計「33勝」に到達していたが、横綱を破ったことで昇進を盤石にした。
兄弟子の稀勢の里の横綱昇進に刺激を受け、2度目の大関取りで関門をクリア。
「勝った瞬間、思わず跳び上がっちゃいました」。高安が十両に上がった時からずっと応援してきた。「土浦から大関なんて信じられない。土浦の星です」と目を潤ませた。
土浦市在住の会社員皆藤昌美さん(40)さんの言葉です。
土浦市役所1階の市民ラウンジでは、一進一退の攻防に、歓声と悲鳴が入り交じったが、高安が日馬富士を破ると、集まった約100人の市民が「バンザイ」と喜んだ。
地元では市民たちが喜びを分かち合った。早くも兄弟子で牛久市出身の横綱、稀勢の里(30)に続いて、“綱取り”を期待する声も上がった。
■スー女にも大人気
「顔は怖そうだけど、よく見ると目がかわいいから好き」という女性ファンも多い
どっしりした体躯と愛くるしい笑顔で、スージョの間でも人気が高い。何よりも特徴的なのは“クマ”と称される体毛の濃さだ。
ネットでも“高安ヘア”は注目の的で「背中の毛、濃すぎて絨毯みたい」「私は高安の相撲と背毛を愛しています」など、毛LOVEなコメントが多数上がっている。
■高安関はハーフだって知ってた?