・林先生が驚く初耳学!で話題になった『ハリッサ』
いま話題なのが、北アフリカ発祥のスパイシーな万能調味料「ハリッサ(HARISSA)」
昨年末からテレビ等で話題の調味料として数多く紹介され、インスタグラムなどのSNSでもハリッサの投稿数がどんどん増えていて、人気急上昇中
日本でも ”ちょっとプラスするだけでコクが出るおいしさ!“と話題になり、その人気が高まりつつある。
・「ハリッサ」とはこんな調味料
ハリッサは、オリーブオイルや唐辛子、クミンなどの色々なスパイスが調合されている調味料
チュニジアでは“日本のみそ”のような存在で、家庭によって使用するスパイス、作り方などが異なり、その家の味がある。
辛さの刺激より旨味の方が強く感じられ、白いご飯にも合いそうなくらい奥深い味わい。
食欲増進、抗菌、整腸作用、減塩や代謝を上げる効果も期待できるうえ、エスニックはもちろん、和風・洋風・中華どんな料理も引き立て、クセになるおいしさ
・確かにハリッサを使っている人は多い
美味しい調味料を頂きましたよ。
とても東南アジアな味や(笑)。スパイシーで香辛料の旨みが好き。
カルディで買えるのか。無くなったらまた買おう
#ハリッサ
#KALDI pic.twitter.com/uNrq7voeWm
今日はあまりのお素麺をパスタ代わりに、桃と大葉で和えました。いただいたハーブソルトとオリーブおいる、アクセントにハリッサ(*´ω`*)
#makicolle pic.twitter.com/wzHvOZtQgt
・ポルトガル料理の伝統調味料『マッサ』も使ってみたい
正式には、『マッサ・デ・ピメント』という、ポルトガルの伝統的な調味料
真っ赤な見た目から、トマトやトウガラシが原料かと思われがちなのですが、なんと、赤パプリカからできている
パプリカはとても栄養価が高く、大注目の食材で、日本でもマッサの人気がじんわりと出てきている
料理家・栄養士栗山真由美さんは?
「現地ではどのスーパーでも売っているポピュラーな調味料です。マッサとは、ポルトガル語で『水に溶かしたやわらかいもの』を指すのですが、私はマッサ・デ・ピメンタォンを略してマッサの愛称で紹介しています」
・「マッサ」一つで味が決まるという
塩レモンや塩麹に続く、塩を使った発酵調味料として注目されており、ポルトガルでは味噌や醤油と同じくらいポピュラーの調味料として食されています。
和洋中どんな料理にも合う根拠の一つとして、栗山さんは油との相性の良さを挙げる。
マッサ単体でも味が決まりやすいことに加え、油や他の調味料との合わせ使いでも互いの良さが増すという。
「他の調味料を使わなくても、マッサ一つで味が決まりやすいんです。そして、その味が単純じゃないんですよ。旨みがとても強く、奥行きがあって複雑な味に仕上がります。知らない人が食べると、いろんな出汁や調味料を合わせて手間をかけて作ったように感じるはずです。しかも、アクやクセが強くなく料理の味を邪魔しないので、和洋中どんな料理にも合いますね」
・エジプトの万能調味料『デュカ』も最近人気に火がついた調味料