地震雲について
地震雲について、公的機関や学術団体は
総じて否定的な見解をとっている。
日本地震学会は
地震研究者の間では一般に関係性はないとされているが
関係が皆無であると断言はできない。
しかし過去の報告例は大地震の前に
たまたま特異な形の雲を見たことで
地震と雲を結びつけてしまう一方
地震が起きなかった場合には
雲のことを忘れてしまうと考えられる、としている。
▼11月1日に多く見られている雲の形状について
さや豆型の雲
さや豆のような形をした雲。
いんげん豆のような細長い雲もあります。
地上2000~3000メートルという
低いところに出現するので、雨の前兆雲と見間違えやすい。
大きな雲ほど、揺れの大きい地震が発生する。
帯状形地震雲
長い帯のような形の雲。
目撃される地震雲の7~8割を占めるほど、
もっともよく見られる地震雲。
先のとがった剣先のような雲もこの雲の仲間。
雲の色は白が一般的ですが、
まれに灰色、赤、黒といった色の付いた雲も目撃されます。
雲がうろこ状に乱れている場合は、
地震の揺れが弱いと考えられます。
放射状形地震雲
中国、四国地方から関東にかけて地震雲が発生しているとネットで話題