●第42回日本大相撲トーナメントが両国国技館で開催された
初場所で5場所連続の休場となった横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦部屋=は横綱土俵入りを披露したものの、幕内トーナメントは休場。
初場所後に左足首付近の内視鏡手術を受けた鶴竜(32)=井筒部屋=も休場し、十両の大砂嵐(26)=大嶽部屋、貴ノ岩(27)=貴乃花部屋=も出場しなかった。
●大相撲トーナメントとは?
一月場所の番付による幕内力士が第四十二回大会優勝力士の栄誉をかけて対戦します。優勝まで駒を進めるには、何度も土俵に上がらなければならない、負けの許されない、一戦必勝のトーナメント戦。
優勝者には賞金250万円と優勝杯が授与される。またジャパネット・文化放送・富士通ゼネラルより副賞として家電が授与される。
●結果は栃ノ心が初優勝!
初場所で初優勝した西前頭3枚目・栃ノ心(30)=春日野=が、大相撲トーナメントでも初優勝を飾った。
どちらが勝っても初優勝となる決勝戦。立ち合いで左に動いた玉鷲に対し、栃ノ心は右下手をつかむ。
玉鷲は左上手を嫌うが、栃ノ心は左も差してもろ差しとすると力強く前に出る。玉鷲は巻き替えにいったものの、さらに前に出た栃ノ心が寄り切って優勝を決めた。
●3回戦では横綱白鵬にも勝利しました
栃ノ心、本場所初賜杯に続き大相撲トーナメントでも初V!「いい相撲を取りたい」 dlvr.it/QFttS2 #sumo #スポーツ新聞 pic.twitter.com/6oR41NaXMD
3回戦で横綱・白鵬(32)=宮城野=に勝つと、勢いそのままに準々決勝で東前頭筆頭・北勝富士(25)、準決勝は東前頭5枚目・隠岐の海(32)を退け、決勝では玉鷲を寄り切った。
平幕の優勝は、第38回の碧山(31)=春日野=以来3人目(もう一人は第34回の豪栄道)。
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