◆“1000年に1人の逸材”として注目されるも代表作がなかった橋本
小学3年生のとき芸能界入りし、福岡のアイドルグループ「Rev. from DVL」のメンバーとして活動。13年、ネットに掲載された一枚の写真がきっかけで「1000年に一度の逸材」「リアル天使」と称され、注目度が急上昇。
初主演となった映画が公開されたのは16年3月で、奇跡の1枚騒動から2年以上が過ぎていました。結局、興行収入は1億円にも届かず、失敗。
17年のドラマ『警視庁いきもの係』でヒロインの女性警官として、今年1月には復讐劇『FINAL CUT』で事件のカギを握る姉妹として栗山千明(34)の妹役を演じていました。どちらのドラマも平均視聴率は6%台。代表作と呼べるものにはなりませんでした。
◆福田監督に見出され、殻を破ってついに本格ブレイク
『銀魂』でヒロインに抜擢された橋本環奈は、以降、立て続けに福田監督作品に呼ばれている。2017年公開の映画『斉木楠雄のΨ難』でもヒロインをつとめたほか、ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)への出演、いまや福田監督のいちばんのお気に入り女優。
ただし、ヒロインとはいってもギャグ満載の『銀魂』での橋本は、鼻はほじるわ、嘔吐するわという、アイドルなら拒みそうな役どころ。これを全力で演じきったことも評判となりました。
福田監督が、橋本をおもいっきりイジって振り切らせたことで、殻を破ったのは間違いないだろう。
◆そんな橋本がついに連ドラ初主演
橋本環奈が主演を務めるドラマ『1ページの恋』が、2019年2月18日23時よりAbemaTVにて6週にわたって放送される。
本作は橋本演じる絵を描くことが好きな主人公・水瀬あかりが、「運命的な初恋の彼」「いつも側にいる幼なじみの彼」「刺激的な大人の彼」というタイプの異なる3人の男性と繰り広げる“片思いラブストーリー”。
「セーラー服と機関銃-卒業-」(16年)など映画主演は経験があるものの、連ドラ主演は初めてとなる。
◆”若い女性を熱狂させる恋愛ドラマ”で公募された作品を映像化
同ドラマは、昨年開催の「ネクストクリエーターズコンペティション」で、シナリオライター大賞を受賞したオリジナル作品。
“10代から20代の若い女性を熱狂させる恋愛ドラマ”というテーマで「シナリオライター賞」大賞を受賞した作品の映像化となる。
近年一風変わった設定や不倫、職業ドラマの中での恋愛が描かれることが多くなったドラマ作品の中で、あえて若者たちのまっすぐで純粋な片思いラブストーリーを、ストレートな王道ドラマで描く。
◆“ピュアすぎる”その気になるストーリー
物語は、主人公の水瀬あかりが17歳の冬に家族旅行で訪れた宇木島で出会った森田郁巳と、運命的な恋に落ちるところから始まる。4年に1度だけ見ることができるセレネ座流星群の下で、2人は再会を誓う。
それから4年が経ち、夢に向かって頑張る親友・小橋奈津菜などに囲まれて大学生活を過ごしながらも、あかりは運命を感じた初恋の相手・郁巳に対しての想いを諦められずにいた。
そんな彼女にアプローチしてくるのは、いつも側にいる優しい幼なじみ・乾大和と、女性の扱いが上手く刺激的な大人の男性・星野有利。3人の男の間で翻弄されながらも、最後にあかりが選んだのは…。
◆3人の男性を演じるのはいずれも正統派イケメン
郁巳を演じるのは、「M!LK」の板垣さん。
板垣瑞生
いつも側にいる優しい幼なじみの乾大和役を「モブサイコ100」「ウルトラマンジード」「花のち晴れ~花男 Next Season~」の濱田さん。
濱田龍臣