■7日、8日とスタメン出場したものの無安打だった大谷
エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地タイガース戦に「3番・DH」でスタメン出場。
3打数0安打1死球で2試合連続の無安打に終わった。
大谷は6回の第3打席で右ヒジに死球を受けるが、タイガースの一塁手カブレラと談笑するシーンも見られるなど、そのままプレーを続行。
■しかし、大谷翔平にスランプという文字は無かった
米大リーグ、エンゼルス・大谷翔平投手の今季初安打に現地が沸いている。9日(日本時間10日)、敵地タイガース戦に「3番・DH」でスタメン出場。
無死一、二塁で左腕カーペンターの内角のスライダーを引っ張ると、打球は今季初めて内野を越え、右中間に弾む。
MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、打球の初速は111マイル(約178.7キロ)。211日ぶりの安打は大谷らしいクリーンヒットだった。
■第二打席にも内野安打を放ち、マルチヒットを記録した
大谷翔平、復帰3戦目での初安打&マルチに笑顔弾ける「いい1本が出てよかった」 baseball-hotline.site/?p=175156 pic.twitter.com/2L9c7bnnfC
雨のため試合開始が遅れた一戦で、大谷のバットから立て続けにヒットが生まれた。
エンゼルス打線が得点を重ね、5-0となって迎えた3回は先頭打者として打席へ。
三塁手を強襲する内野安打を放ち、全打席の結果は4打数2安打、1打点、1三振、1四球だった。
■オーマス監督は大谷のヒットを受け安堵の表情
また、続けて「オリオールズ戦では、より相性のいい右腕とも対戦することになるだろう」と話した。
■大谷も冷静に今季初ヒットを振り返った
「僕はまだ始まったばかりなので、特にシーズンの最初の1本と言うだけですけど、チームにとって今日の勝ちの1点目を取れたのでそういう意味ではよかったかなと思います」
10日からはオリオールズとの3連戦で、投打の「二刀流」で比較されてきた伝説のベーブ・ルースが生まれたボルティモアで行われる。