フランス大統領にマクロン氏当確、史上最年少(39)大統領に


新大統領は30代!

【パリ賀有勇】フランス大統領選の決選投票が7日、即日開票され、中道・独立系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が、極右政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)を大差で破り、当選を確実にした。マクロン氏は、史上最年少の仏大統領となる。主要仏メディアが出口調査の結果をもとに一斉に報じた。

オランド現大統領(社会党)が、記録的な不人気の中、第一回投票では、二大政党(社会党、共和党)が敗北。オランド政権の閣僚ではありながら、無所属で立候補したマクロンが1位。「ジェンダー平等や子育て支援など西欧的なものを守る」というソフトイメージを醸し出したFNのマリーヌ・ルペンが2位。共和党のフィヨンは3位、左翼党のメランションは4位でしたがそれぞれ約2割の得票でした。社会党候補は惨敗しました。そうした中で、1位のマクロンと2位のルペンの決選投票となったのです。

マクロン氏は、大統領の権限が強化された1958年から始まった現在の政治体制で、2大政党に属さない初めての大統領となる。

エマニュエル・マクロン氏、フランス大統領当選確実。39歳。中道・独立系ということで。

フランス大統領選はマクロン氏が当確という事で一安心だが、彼が失政すれば、ルペン=極右勢力が一段と力をつけることになるんだろうな。

対抗馬のルペン氏も敗北宣言

極右政党・国民戦線のルペン候補は、パリ郊外で支持者の前に姿を見せ、「フランスが直面する多くの課題を前にマクロン氏が成功することを祈っている」と述べ、敗北を認めました。ただ、「フランス国民は新しい大統領を選んだが、これまでと変わらない政治に投票した」とも述べ、敗北に失望を隠しませんでした。

ルペン氏の支持者は、「結果には失望したが、マクロン新大統領がうまく国を治めることができなければ、5年後こそはルペン氏の出番だ。今後もルペン氏を支持し続ける」などと話していました。

とりあえずフランスのEU離脱は免れたようですね。

『仏大統領選、マクロン氏が当選へ ルペン氏が敗北認める』
(2017年5月8日04時21分 朝日新聞)
 asahi.com/articles/ASK57… pic.twitter.com/LoTTGZfn2j

マクロン氏が勝利宣言 「大きな名誉で大きな責任」
フランスの大統領選挙の決選投票で中道で無所属のエマニュエル・マクロン候補が勝利を宣言した。
ルペン氏は敗北宣言
「マクロン氏の成功を祈る」と敗北を認めた。
www3.nhk.or.jp/news/html/2017…

マクロン氏ってどんな人?

マクロン氏は独立候補として出馬し、右派・左派の枠組みにとらわれない政治を公約として掲げています。EUに関しても離脱に反対し、国際社会で生き残っていくためにはEUを離脱するべきではないと主張しています。こうした左右の中間を行く思想が世論で評価され、現在最有力候補として選挙戦を有利に進めています。

マクロンはエリート養成校・フランス国立行政学院(ENA)を卒業し、会計検査院でしばらく勤務します。ロスチャイルド投資銀行のバンカー時代に世界最大の食品会社ネスレによる米製薬会社ファイザーのベビー食品部門の買収を成功させ、巨額の富を手にします。一部の報道では2009年から3年間で280万ユーロの収入があったそうです。

やり手のエリート

ブリジットさんと結婚したのは2007年、マクロン氏が29歳のときですが、2人が出会ったのはマクロン氏がまだ高校生の時だそうです。ブリジットさんが先生、マクロン氏が生徒という関係でした。

禁断の愛

マカロン……じゃなかった、マクロンさんの勝利! これにより世界に年の差熱愛の妙をさらに布教してほしい所存!!
(ムーン視点)

マクロン大統領、ご両親2人共に医者なのか。

ナポレオン三世の記録を塗り替えて最年少ってすげーなw マクロン氏、優勢=仏大統領選で決選投票:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… @jijicomより

ブレグジットへの影響は?

マクロン氏は親EU派

フランス大統領選の中道・無党派候補、エマニュエル・マクロン前経済相は21日、メイ英首相と会談し、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉では優遇措置を期待すべきではないとの考えを伝えた。

同氏はフランスはEU、英国それぞれと「特別な関係」を結ぶべきだと主張。「(ブレグジット後は)全てが変わるが、長期的に相互利益は守れるはずだ」と述べ、防衛や安全保障での英仏の緊密な協力を例に挙げた。

流石にフランス人はブレグジット、トランプショックから学んだか。予想と反する方が選ばれると自国経済にダメージが出るということを(為替変動等の事を言うもので決して英国のEU離脱、トランプ大統領爆誕、ルペン氏、及び世界の自国優先主義への流れを悪だと言っているわけではありません)

ブレグジット、トランプ大統領という一連の極右ナショナリズムの脅威は
フランスで辛くも止まった
人類の英知と感謝したい

フランスはマクロンさんが圧勝か(o^^o)

ブレグジットとかアメリカの大統領選挙とか波乱が続いてたからどうかな!って注視してたけど。

順当にいったようですね。