◇クリスマスは低気圧の影響で北海道は大荒れに
また、風が吹き荒れ、吹雪による視界不良や交通機関への影響にも要注意。夜にかけてさらに荒天となります。
急速に発達する低気圧の影響で、道内は25日から天気が急変し、27日にかけて大荒れの天気となる見込みです。
◇26日には2つの低気圧が北海道の北で一つになりさらに発達
【日本気象協会】 列島を挟んで進む二つの低気圧 荒天へ dlvr.it/Q7PRpS #tenki #weather pic.twitter.com/XRO7veDxui
25日は二つの低気圧が列島を挟むように進み26日に北海道の北で急発達。中心気圧948hPaまで下がる予想。
2つの低気圧が日本海と本州の南を、まるで日本列島を挟み込むように、急速に発達しながら北東へ進むでしょう。26日:火曜には北海道の北で一つになり、さらに発達する見込みです。
26日(火)は、平地に雪を降らせる寒気(上空1500m付近で氷点下6度以下)が西日本まで、大雪の目安となる寒気(上空5000m付近で氷点下36度以下)の寒気が北海道から東北北部まで流れ込んできます。
◇年末にかけて北日本中心に暴風雪、高波に警戒
見通し効かず、立っておられず 北日本中心に暴風雪、高波に警戒(ウェザーマップ) dlvr.it/Q7WBqj pic.twitter.com/p8T6o7zI8w
2017年も残り1週間。北日本中心に大荒れの年末。太平洋側は晴れる日が多いものの、大晦日から元日にかけて、天気が崩れる見込みです。
日本付近は28日(木)頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本と北陸では雪を伴った非常に強い風が吹き、海は大しけとなる。
28日頃にかけて、北日本を中心に降雪量がさらに多くなる見込み。大雪による交通障害、湿った雪による電線や樹木への着雪、なだれに警戒・注意が必要
◇猛吹雪による車の立ち往生にも注意
アフロ
A woman carries a shovel through a parking lot during blizzard conditions in Chicago, Illinois, February 1, 2015. REUTERS/Jim Young (UNITED STATES – Tags: ENVIRONMENT SOCIETY) by 写真:ロイター/アフロ
28日頃にかけて、北日本や北陸は雪を伴い非常に強い風が吹く見込み。雪の降り方も強まり、見通しが全く効かないほどの猛吹雪となる所があり、海上は大しけ
視界が真っ白で見通しが全くきかない程の猛吹雪となる所もあるでしょう。車が立ち往生することも考えられます。
車で外出する場合は、燃料を満タンにした上、防寒着や長靴、スコップ、牽引ロープ、非常食などを積んでおきましょう。
◇車が雪に埋まった場合には、一酸化炭素中毒に注意
車が雪に埋まった場合には、エンジンを切るようにして下さい。雪に埋まったマフラーから排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こす危険性があります。
可能であれば、スコップでタイヤの前後の雪をかき出し、ある程度車に勢いをつけられるようにするのがベストです。
とにかく車周辺の雪をスコップで排除しましょう。組立式のスコップが収納しやすいのでお勧めです。
◇1月から3月まで、北海道の気温は平年並みか高いと発表
大陸からの寒気の影響が小さいため、向こう3か月の気温は平年並みか高いでしょう。