■セリエAの名門・インテルに所属する長友佑都
2011年7月にインテルに加入すると、豊富な運動量と抜群のスピードを武器に左SBとして活躍。
チームの主将を務めることもあるなど、在籍8シーズン目でチーム最古参となっている。
■そんな長友選手が過去最大の苦境に陥っている
構想外からポジションを勝ち取った長友選手
昨シーズン終了後、世代交代を目指すチームの構想外となり移籍のうわさも浮上していたが、インテルに残留。
今シーズン序盤は、ルチアーノ・スパレッティ監督の信頼を勝ち取り、出場機会を確保していた。
しかし中盤以降、出場機会が激減
11月19日の第13節アタランタ戦以降、DFサントンや期待の若手DFエンリケにポジションを奪われ、出場機会が減少。
リーグ戦22節終了時点で11試合の出場に留まっており、先発は昨年11月5日トリノ戦が最後となっている。
■出場機会を求めてインテルを退団か!?
インテルとの契約は19年6月まで残っているが、31日の移籍市場閉幕間際に電撃移籍が起こり得る状況となっている。
■移籍先として浮上しているチーム
ベティスは両サイドバックをこなせるDFの補強を目指しており、すでに両チーム間での交渉が始まっているとのこと。
ただ、補強リストの最上位はメキシコ代表DFラユンであり、同選手を獲得した場合、長友獲得を見送る可能性が高いという。
ブラジル代表MFジュリアーノや元スペイン代表FWソルダード、スロヴァキア代表DFシュクルテルなどが所属。
右サイドでも左サイドでもプレーできる長友は、同クラブの補強ポイントに合致しているという。
■スパレッティ監督も慰留しない方針
「彼に出場機会を保障できない」
「その試合で勝てる選手を選択しないといけない。インテルには彼のポジションに3、4人の選手がおり、出場機会を保障できない」
「選手として成熟してきているのだから、やりたいことを彼自身が選択して決断できる権利がある」と慰留しない方針を示している。