遂に粉末の水素水を発売
ミネラルウオーター製造販売の奥長良川名水(岐阜県関市)は水素水を粉末にした新商品「ハイドロエッグ水素パウダー」の販売を始めた。
1箱30包入り(1包3グラム)で、価格は8400円(税別)。同社オンラインショップなどで購入できる。
新商品は岐阜大、東京工科大との共同研究により開発した。同社が2010年から販売している清涼飲料水「逃げない水素水36」を凍結乾燥して粉末化したもの。
一般的な水素水は開封後に水素が抜けてしまうが、逃げない水素水は独自の製造技術で水素を内から発生させ続ける。粉末化してもその機能を保持しており、水に溶かすと48時間以上水素が発生するという。
水素水は体に良いは本当か?
水素水(すいそすい)は、水素分子のガスを溶解させた水であり、無味、無臭、無色である。水素は水にごくわずかに溶ける。工業用の水素水は半導体や液晶の洗浄に用いられる。(ウィキペディアより)
日本医科大学の太田成男教授が2007年、有名科学雑誌「ネイチャー・メディシン」に発表した1本の論文だ。水素分子が、生物がエネルギーを作る時に生じるヒドロキシルラジカル等の有害な活性酸素を消去し、スーパーオキシドラジカルなどの有用な活性酸素は消去しないことが培養細胞にて確認されたというものだ。
水素水が病気の治療や健康に効果があるという俗説が世間に広まっている。
国民生活センターは消費者に対して、「水素水には公的な定義等がなく溶存水素濃度も様々です。また、特定保健用食品(トクホ)や機能性表示食品として許可、届出されたものは、現在のところありません」とコメントしている。
虚構新聞が現実になった!
千葉電波大学理学部の研究グループは10日、世界で初めて水を粉末化させることに成功したと発表した。カップめんの具などに使われるフリーズドライを応用することで、1リットル相当の水を大さじ3杯の粉末にまで圧縮できるという。研究グループでは、数年内に実用化に結び付けたいとしている。
ネットでは色々と怪しむ声
粉末の水素水とやらが気になったので軽く調べた
会社が開発した水素を発生させる物質を岐阜大学の研究室の凍結乾燥法で安定粉末化して、東京工科大の研究室に水素生成量を測定してもらったって話なんね
書いてある成分を見る限り、せやろなとしか
水素が健康になんか影響あるんかは知らん ←重要
粉末の水素水の成分見てみたけど、水酸化カリウム入ってるやん。
少量なら健康に害はないかもしれないけど、水素を発生させるために水酸化ナトリウム以上に腐食性の高い物質を摂取するって、「平和のために戦争する」とか「健康のためなら死んでもいい」みたいなノリを感じる。 pic.twitter.com/YNGsmo6c9W
水素を常温で粉末化する夢の技術。本当ならば燃料電池問題が完全に解決するので食品なんかに使っている場合ではない。
news.line.me/issue/oa-gifus…
やろうと思えば、化学反応や触媒で固体から水素を発生させるのは可能。燃料電池は最終的なエネルギー収支がマイナスだからそれを利用しないだけ。
だが、粉末の水素水が仮に本当に水素を発生させる反応をしていたとしても、水素水自体の効能はまた別問題で未解決だからいずれにしろ問題のある商品。
粉末の水素水はホントに革新的だわ。
水素水に関しては、声優の上坂すみれさんが自分の番組で水素水飲んでコメント求められた時に「ちょっと酸素が足りない感じしますね」って言ったのが忘れられん。全てを交わす絶妙なコメントだったし、学があるってこういうことだなって思った。