■『風の谷のナウシカ』で、主人公が乗っていた飛行装置
「M-02J」と名付けられたこのメーヴェは、ジェットエンジン搭載の尾翼のない超軽量小型機です。幅9.6m、全長2.7m、重さは88.6kgの機体に、ナウシカの様に大人が一人寝そべって操縦します。
■2003年から始まったプロジェクト
最初に作られたのは、1/2サイズの模型「メーヴェ1/2」でした。次にグライダー飛行が出来る「M-02」、そしてプロジェクト開始から10年の歳月を経てこのジェットエンジン搭載「M-02J」が開発されました。
最終目標は、50kg程度の人を乗せて実際に飛行可能な「パーソナルジェットグライダー」を作ることだそうです。
映画『風の谷のナウシカ』が公開されてから30年以上。
いつの日か、実用化され、「メーヴェに乗れる日が来るかもしれない」と想像するだけでワクワクしますね。