トラブル続出…今年も渋谷ハロウィンが大変なことに!
今年は前週末から例年以上の盛り上がりをみせ、一部ではトラック横転騒動も起こるなど、色んな意味で話題となっている渋谷での“ハロウィン”。
被害届や逮捕者などが出ていることを受けて渋谷区長の長谷部健氏が緊急コメントを出すなど、大きな注目を集めている。
20代の男が女性(20代)の胸をすれ違いざまに触ったとして逮捕されたほか、現金17万円入りの財布を盗んだとして30代の男が逮捕されました。この他、「暴行」や「公務執行妨害」事件も相次ぎ、逮捕者はあわせて7人に上りました。
実は経済効果は半端ない…でも渋谷では実は逆効果みたい…。
日本記念日協会によると、2017年の「ハロウィン」の推計市場規模は約1305億円。
今やバレンタインデーを上回る経済効果をもたらしていると言われ、各地で行われるハロウィンイベントもどんどん増えてきています。
年間を通すとクリスマスに次いで2番目の市場規模なんだそう。そんな国民的イベントとなりつつあるハロウィン。
以前はハロウィンと言えば“商機”でしたが今は違う。店先の商品は盗まれるわ、酔っ払いが絡んでくるわ、とても普通に店を開けていられない。三年前から、ハロウィン期間は営業を早めに切り上げたりしています。
レストランは毎年、ニュースをみた客が「危険を感じる」との理由で、来店予定をキャンセルするなど、ハロウィーン本番は売り上げが激減するという。
「嫌だなという気持ち。騒動を通り越して、暴動という感じになっている。これから怖い町というレッテルを貼られて、善良な人が来ないということが一番心配」
俺は、生まれも渋谷、今も渋谷区民。渋谷のハロウィン、健全に楽しんでる人達も居るのに迷惑、邪魔と思ってしまう自分が居る。残念。もう少し地元の人達が気持ちよく見守れるハロウィンになってくれたら、というかそうして下さい。調子に乗りすぎ。皆は、自分の地元があれだったらどうなんだろう。
意味が違うのでは…海外からも様々な声が!
10月31日に行われる、古代ケルトを起源とする民間行事のひとつです。古代ケルトでは、この夜に悪霊や魔女などが出てくると信じられていました。そのため、悪さをする霊や魔女から身を守るために仮面を被ったり魔よけの焚き火などをしたと言われています。
すっかり大人のイベントという感じもしますが、英語圏では主に子どもたちがおばけや魔女に仮装してお菓子をねだる行事です。小さな子どもたちがおばけの姿で街を歩く姿はあまりにも可愛らしく、思わずニッコリ笑ってお菓子をあげちゃう
日本では、アメリカやヨーロッパのような風習は無いが、ここ数年、キャンペーンやイベントに取り入れる企業なども出てきて、行事として定着し始めた。
外国人としてちょっと恥ずかしい感じもする。というのは、ハロウィンは元々海外の文化だ。特にアメリカから来ているので、こんなことになっているのが何て言うか……。責任を感じるまでではないけど、『こんなはずじゃなかった』と思ってしまう。
多くの外国人は素敵で優しい国民、きれいで穏やかな場所、日本独特の文化とお祭りを見に日本に行くからね。これは全く日本人らしくないと思うし、悲しいしがっかりしたよ。
「ハロウィンはもっとこじんまりやるものなのに…」「ただの仮装パーティー」「ハロウィンの名前を使わないでほしい」などと言った、否定的な意見があるのも事実。
うちの近くに海外の人がいるんだけどどっかで軽トラ倒してはしゃいだりせずに仮装してお菓子を貰いに来た
これが本場のハロウィンだよ #Halloween
来年はどうなる…早くもネット上では対応を求める声が…。
博報堂出身で、これまで渋谷スクランブル交差点の積極活用の一環として寧ろ渋谷ハロウィンの推進側に居たはずの渋谷区長が、会見において「渋谷ハロウィンの自粛」を訴え始めた。
「軽トラックが横転させられる映像を全国の皆さんも見たとは思うが、渋谷で行われるハロウィーンはもはやイベントや祭りではなく、一部の若者がやりたい放題して暴徒化し、仮装のペイントもあまりにも酷い“変態仮装行列”となっている。」
渋谷センター商店街振興組合の小野寿幸理事長はこのようにコメント。