神奈川県川崎市の登戸駅の近くの路上で2019年5月28日朝、

私立「カリタス小学校」に通う小学生17人と、大人の男女２人の合わせて19人が男に次々と包丁で刺されたり切りつけられたりしました。

警察によりますと男は包丁２本を持って次々と小学生らを刺したという

通学バスを待っていた児童らが被害に遭った模様。

川崎市多摩区のカリタス学園によると、現場の第一公園は、スクールバスの停留所になっていたという。

声の方を見ると、刃物を右手に持った男が「ぶっ殺してやる！」と叫んでいたという。

自分で首付近を刺しており、意識不明となっていたが、その後死亡が確認された。

バス停の横に横たわる男。腕はぐったりしていて、周辺を警察官らが取り囲んでいます。

小学生らを刺したとみられる男が確保された瞬間です。男は自殺を図ったとみられ、周囲には血の跡が広がっています。

警察によりますと、これまでに６歳から７歳の小学生の女の子13人と、大人の男女３人の合わせて16人がけがをして手当てを受けていて、

うち小学６年の女児１人が死亡、

女児は、右の鎖骨から首にかけて深い刺し傷があったといい、いずれも首の刺し傷が致命傷となったとみられる。

神奈川県警によると、川崎市の路上で襲われ死亡した小山智史さん（39）は外務省職員。

外務省のホームページや専門職員採用案内のパンフレットによりますと、亡くなった小山智史さんは平成16年に外務省に入り、

外務省に10人ほどいるミャンマー語の専門家の１人だったという

男は現場で自らの首を刺し死亡しましたが、この男について、警察は、川崎市の岩崎隆一容疑者（５１）と発表しました。