【緊迫する北朝鮮情勢】米空母打撃群が朝鮮半島へ【シリア空爆・米韓合同軍事演習】


緊迫する北朝鮮情勢を感じさせるニュースが報道されました

ミサイル駆逐艦2隻とミサイル巡洋艦1隻が含まれ、北朝鮮によるさらなる弾道ミサイル発射に対応する。
海軍は「空母打撃群はオーストラリアへの寄港をとりやめ、西太平洋で第3艦隊の作戦統制下に置かれる」としている。

第1空母打撃群は1月に母港のサンディエゴを出港し、西太平洋に展開。南シナ海で活動し、海上自衛隊と東シナ海で共同訓練を実施。
韓国や周辺海域での米韓両軍による定例の合同野外機動訓練にも参加し、オーストラリアへの訪問を予定していた。

これに関連し、トランプ米大統領は8日、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領代行と電話会談し、米韓同盟の強固さを再確認するとともに、北朝鮮情勢をめぐり緊密に連絡を取り合うことで一致した。

米空母打撃群(べいくうぼだげきぐん)とは?

空母打撃群(CVSG)は、第二次世界大戦以来、幾多の実戦を経験しつつ、「制海」および「陸上への力の投射」というアメリカ海軍の二大任務を遂行し続けてきた、作戦/戦術レベルの軍事システムである。

通常、空母打撃群は下級少将によって指揮される。
上級少将が指揮を執ることもあるがまれであり、上級少将が空母打撃群の指揮を執っているケースは、下級少将として司令官を務めている間に上級少将へ昇任し、次の任務・ポストに補職されるまでの間務める、という場合がほとんどである。

空母打撃群を構成する艦艇の総乗組員数は7,000人以上になる。
1隻の航空母艦を中核に、5~10隻の護衛艦(水上戦闘艦、潜水艦)、1~2隻の補給艦から構成されており、空母は数十機の航空団(戦闘機攻撃機、早期警戒機、電子戦機、輸送機)、護衛艦は合計で300発以上におよぶ各種ミサイル(艦隊防空、個艦防空、艦対地、艦対艦、巡航、対潜、弾道弾迎撃)とLAMPSヘリコプターを搭載し、その火力のおよぶ限りの空間を制圧・支配できる。

2017年3月〜4月末にかけて、米韓合同軍事演習が行われています

4月5日に北朝鮮は現在行われている韓国周辺で実施中の米韓合同軍事演習に対抗措置として、弾道ミサイルを発射していた

北朝鮮は、韓国周辺で実施中の米韓合同軍事演習に強く反発しており、演習に対する対抗措置とみられる。
6日から米国で行われるトランプ大統領と中国の習近平国家主席の初の首脳会談を牽制(けんせい)する狙いもありそうだ。

4月6日アメリカ・トランプ大統領はシリアへの空爆を行った

トランプ大統領は同日夜、中国の習近平国家主席を迎えたフロリダ州の別荘で記者団に対し、「今晩、私は化学兵器による攻撃拠点となったシリアの空軍基地に対し、限定的な軍事攻撃を指示した」と発言。さらに「致死的な化学兵器の拡散と使用を予防・阻止することは、米国の国家安全保障にとって極めて重要な利益だ」とした上で、「シリアが禁止されている化学兵器を使ったことは疑いの余地がなく、化学兵器禁止条約に違反した」と説明した。

米国防総省によれば、シリア時間7日早朝の空爆の対象になったのは、シリアのシャイラト空軍基地の格納庫や軍用機、燃料タンク、防空システム。地中海に展開していた米海軍駆逐艦2隻からレイセオン製の巡航ミサイル「トマホーク」59発を発射した。

2017年4月に始まっているこの一覧の流れの先に何が起きるのか!?

元自衛隊で参議院議員 佐藤正久氏のツイートで何が起きているのか確認してみましょう