母親に懲役8年の判決‥目黒女児虐待死事件に様々な声


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kyama77さん

●東京・目黒女児虐待事件

東京都目黒区の船戸結愛ちゃん=当時(5)=が両親から虐待を受けて死亡したとされる事件

船戸優里被告(27)は去年3月、夫の雄大被告(34)とともに当時5歳だった娘の結愛ちゃんに十分な食事を与えず

病院にも連れて行かずに死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われています。

・死亡時は、約12キロまで衰弱していたという

女児に十分な食事を与えず、栄養失調状態に陥らせ、暴行を加えて虐待。5歳児の平均体重は約20キロだが、死亡時は約12キロまで衰弱していた。

また、嘔吐するなどしたにもかかわらず、2人は虐待の発覚を恐れたため、病院へ連れて行くことをしなかった。女児は敗血症で死亡したという。

●保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の裁判員裁判初公判

保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親優里被告(27)は3日、東京地裁(守下実裁判長)の裁判員裁判初公判

親による子どもへの体罰禁止や児童相談所の体制強化など法改正のきっかけとなった事件。

・検察側は「次第に一日1杯の汁物を与えるのみになっていた」などと指摘

検察は冒頭陳述で事件までのいきさつについて「香川県に住んでいた平成28年ごろから、

夫が暴力をふるったとして児童相談所の指導をたびたび受けていたが、一家で東京に引っ越してからは訪問に応じなくなった」と指摘

1月下旬ごろから十分な食事が与えられなかった。雄大被告が管理し1日の食事は汁物1、2杯のみ。みるみる痩せてゆく

おう吐を繰り返していたにもかかわらず、虐待が発覚するのを恐れて病院に連れて行こうとしなかった」と指摘しました。

・弁護側は「強固な心理的な支配下にあった」などと主張

弁護人は、同罪と結愛ちゃんへの傷害罪などに問われた父親雄大被告(34)の「強固な心理的な支配下にあった」と述べた。

「被告には夫の行為を止められなかった責任はあるが、長期間にわたる心理的なDV=ドメスティックバイオレンスで強い支配下にあり、抵抗できなかった」と主張

・母親は「おおむね認めます」とした上「殴ったことは知らなかった」などと述べた

初公判で母親の船戸優里被告(27)は、起訴内容について「おおむね認めます」としたうえで、

・検察側は「自らの意思で死に至らしめた」として懲役11年を求刑

これまでの裁判で検察側は「自らの意思で結愛ちゃんを死に至らしめた」として懲役11年を求刑