汚れたミルク/あるセールスマンの告発
告発した事実も驚愕であったが、告発を行った主人公のその後の人生にも驚いた。苦しい思いで見た。そして大きな拍手を送りたくなった。主人公だけでなく、彼の家族に対しても。
あるグローバル企業がパキスタンで粉ミルクを強引に販売したため、不衛生な水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児の死亡率が増加してしまう。
『汚れたミルク あるセールスマンの告発』実話をもとにした映画。気がついたら夢中になって見ていた。自分さえ良ければいいのではない、苦しんでいる子どもたちを見過ごせない。利益を追求する大企業に正義は通じるのか。 coco.to/movie/83400
ダニス・タノヴィッチ監督(『ノー・マンズ・ランド』『鉄くず拾いの物語』)幻の問題作、世界初公開!―子どもたちを守るため、男は世界最大企業を敵にまわした。―1997年、パキスタンで大手グローバル企業が起こした粉ミルクによる乳幼児死亡事件。これは、隠された真実の物語―
わたしは、ダニエル・ブレイク
社会の片隅で必死に生きようとする男の奮闘に迫る人間ドラマ。
イギリスの複雑な制度に振り回され、貧困という現実に直面しながらも助け合って生きる人びとの姿が描かれる。
心臓の病で医者から仕事を止められるも複雑な制度に翻弄され、必要な援助を受けることができない59歳の大工ダニエル・ブレイクが、シングルマザーのケイティと交流を深め、貧困に苦しみながらも助け合って生きていこうと奮闘する様を描く。
明るく前向きなダニエルの姿に何度も笑わされるが、突如として訪れる貧困のあまりの過酷さを切り取ったシーンにはカンヌも涙、涙……
第69回カンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞。「人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで。」名匠ケン・ローチが<今、だからこそ>全世界に伝えたいメッセージ。涙と感動の最高傑作。映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』2017年3月18日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
サラエヴォの銃声
常に戦争、貧困、差別などの社会問題を真正面から見つめつつ、誰もが共感する物語として世界の人々の心に訴えかけ続ける
同ダニス・タノヴィッチ監督『サラエヴォの銃声』試写。
一度に2ついい映画を観るともったいない気持ちになる。見終わって振り返りたいのにごっちゃになる笑 サラエヴォの歴史を背景にした現代人の苦悩。フィクションをいかにリアルまで昇華させるかが練られている。メタを利用した遊びも秀逸。いい
ダニス・タノヴィッチ(『ノー・マンズ・ランド』『鉄くず拾いの物語』)監督最新作!―その引き金を引いた者は、英雄なのか、テロリストなのか。―第一次世界大戦のきっかけとなった皇太子夫妻暗殺、通称サラエヴォ事件から100年の式典。“ホテル・ヨーロッパ”の緊迫は、ふたたび一発の銃声で破られる―
未来よ こんにちは