次の朝ドラを楽しむ『わろてんか』10のポイント(見所)


◆『わろてんか』は「吉本興業」創業者をモデルにした物語

明治の後半から第2次世界大戦直後にかけての大阪を舞台に、小さな寄席の経営をスタートさせたヒロインが、夫婦二人三脚で“笑い”をビジネスにしていく物語。

若い芸人を発掘したり副業を多角化したりして日本で初めて“笑い”をビジネスにした女性と言われるまでの奮闘ぶりを描きます。

◆脚本は『君の膵臓をたべたい』など恋愛系作品が得意の吉田智子

脚本は、ドラマ『学校のカイダン』(日本テレビ)『美女か野獣』(フジテレビ)、映画『僕等がいた』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『ホットロード』の吉田智子氏が担当。

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『君の膵臓を食べたい』の脚本を手がけた吉田智子による愛と笑いの物語。

軽快なタッチのドラマから、ヒューマン系ドラマ・映画など幅広く執筆。近年は泣ける恋愛系映画が連続ヒット。

◆主演の葵わかなは慶応大学に現役合格の才女

1998年6月30日生まれ、神奈川県出身。A型。2009年、天然水のCMでデビュー。以降、映画『陽だまりの彼女』『ホラーの天使』や、CM『mineo(マイネオ)』『アート引越センター』などに出演。

‘15年にドラマ『表参道高校合唱部!』で、『べっぴんさん』でヒロインを演じている芳根京子とも共演。現在公開中の映画『サバイバルファミリー』では、小日向文世が演じる主人公の娘を演じている。

4月から慶應大学に入学が決まっているが、撮影は大阪で5月末から。学業との両立については、これから決めるという。

総合政策部

◆今回の朝ドラは最初からイケメンをヒロインの周囲に配置

左から松坂桃李、濱田岳、高橋一生

ヒロイン・葵わかな(18)が演じる藤岡てんの夫・北村藤吉役を松坂桃李(28)が務める。

てんと親交を深めて日本にショービジネスを展開させる青年実業家・伊能栞(しおり)を高橋一生(36)が務める。

朝ドラ初出演のキャストとして、てんの兄・新一に千葉雄大、妹・りんに堀田真由の起用も決定した。

◆ストーリーの柱は二つ 一つは「笑い」で芸人役に注目

キース役:大野拓朗

「わろてんか」というタイトルのとおり、このドラマのメインのテーマは笑いです。面白いストーリーを通して「人生には笑いが必要だ!」というメッセージを伝えたい。笑えて泣ける、最後にはまた笑えるドラマです。

後藤高久チーフ・プロデューサーのコメント

大野拓朗…“しゃべくり漫才”を生んだ男?キース
藤吉やリリコと同じ旅芸人一座で育った芸人仲間。のちにはアサリとコンビを組んで旧態の万歳を革新し、いまの漫才に通じる「しゃべくり漫才」を生み出すことになる。

藤井隆…まったく面白くない芸人 万丈目吉蔵
大阪天満の貧乏長屋に住む芸人。周囲からは本業の芸よりも夫婦ゲンカの会話の方が面白いと言われ、これがのちに夫婦漫才のパイオニアになる…かも?!

◆もう一つの柱は吉田智子が得意とする「ラブストーリー」

「てんを中心に夫婦の深い愛を描きたい。それが三角関係、四角関係となってくるけど、非常に明るく楽しくかつハラハラドキドキな恋を描く。(朝ドラなので)ドロドロではありません。さわやかです」

吉田智子のコメント

「わろてんか」はお笑いがテーマですが、大きな意味での「愛」を描いたラブストーリーだと思っています。夫婦愛や笑いに対する愛を、人生そのものを精いっぱい愛し抜いて生きる人々の姿を、笑いを中心にした人生そのものを、「25週」愛を失わずに描いていきたいと思っています。

脚本家・吉田智子のコメント

脚本の吉田智子さんには、視聴者の皆さんに笑っていただく以上にキュンキュンしてもらえるラブストーリーを書いてもらいたいと願っています。ヒロイン夫婦や家族のとてつもなく切なく甘いラブストーリーをお届けできれば幸いです。

後藤高久チーフ・プロデューサーのコメント