■民間企業で働くサラリーマンの平均年収が発表になった
サラリーマンなど民間企業で働く人の去年の平均年収は421万円余りで、前の年を0.3%上回り、4年連続で増加した
4年連続の上昇だが、伸び率は15年比0・3%増とほぼ横ばい。男性の平均は521万1千円、女性は279万7千円だった。
一年を通じて勤務した給与所得者数は4869万人で過去最高(うち女性は2.3%増の2007万人)だった。
雇用形態別では、正規雇用が486万9000円、非正規雇用は172万1000円。その差は314万8000円で、4年連続で格差が拡大した。
上げ幅は、正社員よりも非正規雇用の人が0.5ポイント大きいものの、金額ベースでは314万8000円の差があり、調査を始めてから4年連続で拡大
両者の格差は314万8千円となり、比較できる12年以降で最大になった。
企業の正社員と非正規社員の間の年収格差が、約300万ほどあると。政府は早く同一労働・同一賃金を実現すべきだろう。人で不足の今がチャンス。ドイツでも賃金格差と非正規社員の首切りが問題になっており、ドイツ国会議員選挙でメルケル支持勢力が大幅に議員を減らし、極右の民族政党が伸長。
こんなデータにあまり意味はないよな…中央値を取らないとさ。結局は富裕層が平均を上昇させてるだけだし。こんなのを根拠に景気回復とか言い出すのはもう聞き飽きたわ。 / 平均年収421万円余 4年連続増も格差…
www3.nhk.or.jp/news/html/2017… #NewsPicks
■平均年収が高いのがコンサルや総合商社、金融関連など
第1位は、コンサルティング業界(1240万円)。M&AキャピタルパートナーズやGCAなど、高年収企業が目白押しだ。
2位は総合商社(1115万円)だ。企業別平均年収でも、コンサル業界と同じ7社がベスト50に名を連ねた。総合商社の中での1位は伊藤忠商事(1339万円)。
2017年版「113業種のモデル年収平均ランキング」では、1位が「ベンチャーキャピタル」(1,204万円)、2位が「証券・投資銀行」(845万円)、3位が「商品取引」(783万円)と、投資・金融にかかわる業種がトップ3を占めました。
別のデータによると金融関連が上位を占めるようです。
月収ランキングの1位は、航空運輸業となった。平均年齢42.3歳で58.38万円。残業時間(超過労働時間)も6時間と少ない。
2位は金融商品取引業、商品先物取引業だ。文字どおり、金融商品や先物の取引を仕事とし、投資コンサルタントやファンドマネジャー、金融ディーラーなども該当する。
1位 パイロット 149万3300円 2位 医師 85万8900円 3位 歯科医師 67万6400円 4位 大学教授 65万5600円 5位 大学准教授 52万8600円 6位 弁護士 48万9100円
こちらは上記とは別のデータになります。
■賃金の格差を巡って裁判も
日本郵便の契約社員3人が、正社員と同じ仕事なのに手当や休暇に格差があるのは違法だとして待遇改善を求めた裁判
正社員と同じ仕事なのに手当や休暇の制度に格差があるのは労働契約法に違反するとして、同社に未払い分の賃金計約1500万円の支払いなどを求めた
春名茂裁判長は一部の格差について「不合理な差異に当たる」と述べ、同社に計約90万円の支払いを命じた。
■格差をなくすため、政府は同一労働同一賃金を打ち立てた