◆『いつも月夜に米の飯』(9月8日公開)
「おんなのこきらい」の加藤綾佳監督が、「non-no」モデルで映画「最低。」で本格的に女優業を開始した山田愛奈を主演に迎え、ふたりの出身地である新潟県でオールロケを敢行した人間ドラマ。
失踪した母親に代わり居酒屋で働く女子高校生が、さまざまな出来事を通じて成長する姿が描かれる。
共演には『死霊波』などの和田聰宏、『四月の永い夢』などの高橋由美子、『野球部員、演劇の舞台に立つ!』などの渡辺佑太朗、ベテランの小倉一郎や角替和枝らが顔をそろえる。
吉澤嘉代子の楽曲「雪」を使用した映画「いつも月夜に米の飯」の予告編映像がYouTubeにて公開された。
山田演じる女子高生・千代里が失踪した母親の代わりに居酒屋の女将となって、仕事や恋に奮闘する様が描かれる。
◆『ダウンレンジ』(9月15日公開)
“射程圏内”に入ったら逃げられない…北村龍平の監督作「ダウンレンジ」予告編 #北村龍平 natalie.mu/eiga/news/2929… pic.twitter.com/0bOEsyIbZ7
広大な山道で“何か”により銃撃の標的にされた大学生6人の恐怖を描くシチュエーションスリラー。
実写映画『ルパン三世』『あずみ』などの北村龍平と、アニメーション映画『この世界の片隅に』のプロデューサー真木太郎がタッグを組んだ。
世界中の映画祭・評論家から絶賛を浴び、観客を戦慄と熱狂の渦に巻き込んだ、北村龍平監督、原点回帰の最新作にして最高傑作の呼び声も高い.
予告編は、ドライブを楽しんでいた6人の大学生が、突如謎のスナイパーに狙われ、絶望的な状況に突き落とされる様が映し出されている。
車はクラッシュし、人体は吹き飛び、火だるまになる者、血みどろの女性など過激な描写が連続する。
またスナイパーの姿が映し出されない故に、観ているこちらが狙われているような臨場感に襲われ、息つく暇さえ無い。開けた広大な山道の中“動いたら死ぬ”状況に陥った若者たちは果たして生き残ることができるのか⁈
◆『日日是好日』(10月13日公開)
森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり人気を集めたエッセイを、黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。
母親の勧めで茶道教室へ通うことになった大学生が、茶道の奥深さに触れ、成長していく姿を描く。
主人公の典子役を黒木が、武田先生役を樹木、いとこの美智子役を多部がそれぞれ演じる。監督は「さよなら渓谷」「まほろ駅前多田便利軒」などの大森立嗣。
予告編は、典子の「世の中には『すぐわかるもの』と『すぐわからないもの』の2種類がある。すぐにわからないものは、長い時間をかけて、少しずつわかってくる」というセリフからスタート。
典子と美智子が20歳でお茶を始めてからの日々がつづられていく。典子が涙を流すさまや、美智子のウェディングドレス姿も収められた。
蹲(つくばい)、掛け軸、柄杓(ひしゃく)などの茶道具も印象的で、茶道の奥深さ、豊かな世界を感じさせる映像となっている。
映画『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』の公式HPです。森下典子の人気エッセイ「日日是好日-「お茶」が教えてくれた15のしあわせ-」の映画化。出演:黒木華、樹木希林、多部未華子、監督:大森立嗣。2018年全国公開予定。