そもそも愛嬌とは、元々どんな意味なのでしょうか。

１. にこやかで、かわいらしいこと。 ２. ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。 ３. 相手を喜ばせるような言葉・振る舞い。 ４. （多く「御愛嬌」の形で）座に興を添えるもの。ちょっとしたサービス。 出典：デジタル大辞泉

キーワードで見ると、「可愛らしい」、「相手を喜ばせる」。可愛らしく、人を喜ばせることを愛嬌と意味するのでしょう。

愛嬌という言葉は、仏教用語である「愛敬相」（あいぎょうそう）に由来があるとされています。

愛敬相とは、慈愛に満ちた、穏やかな仏様の表情を指しています。愛敬相が愛敬（あいぎょう）に変わり、読み方が「あいきょう」になったことから、「愛嬌」の文字があてられました。

可愛らしさだけでなく、仏様のような穏やかでニコニコした親しみやすい雰囲気があることも覚えておきましょう。

「サプライズやイタズラを面白がってしてくる子」（男性/28歳/上場企業）

「失敗したら可愛く謝る。とにかく素直な子」（男性/23歳/製薬）

「目があったときににっこり笑ってくれる子」（男性/23歳/IT関連）

「動きがコミカルで可愛らしい子」（男性/28歳/教育関連）

「話し上手、ノリツッコミ、よく笑うの三拍子ある人」（男性/35歳/会社員）

一番の理由はこれ。美人でも性格がクールそうだったり、高嶺の花のような存在の女性よりもニコニコしていて愛嬌のある「誰とでも気兼ねに会話出来る女性」の方が話しかけやすいんですよね。

話しかけやすいということは、それだけ相手に緊張感を与えないということでもあります。仕事場から合コン、飲み会など場面は問わず話しかけやすいオープンな雰囲気を持つ愛嬌がある女性はいつも人に囲まれていることでしょう。

愛嬌がある女性って、いつもニコニコしているから上機嫌に見えるんですよね。笑顔の多い女性と一緒にいるだけでこちらも元気を貰えるので、貴重な存在です。

笑顔が多い人は初対面でも印象に残りやすくてまたお誘いを貰えたり、人から紹介も受けて出会いの幅も広がっていくでしょう。

愛嬌がある女性の最大の特徴はズバリ“笑顔”。でも、無理やり口角を上げた作り笑顔ではなく、自然な笑顔があってこそ。本心から楽しそうにニコニコしている女性を見ると心が癒されますよね。

いつも隣にいる彼女もニコニコ笑顔で自然体な女性だと、落ち着いて過ごせそう。

本心からの笑顔は、その場を明るく和やかにします。また、気分が沈んでいるとき、言葉は少なくても優しい笑顔があるだけで、心がホッとするはずです。

愛嬌のある女性は、どんなときも笑顔でリアクションを返してくれるので、男性にも女性にも愛されやすいといえるでしょう。

挨拶ひとつにも愛嬌のある/なしが表れます。

顔を合わせた時、すれ違った時。たった一言「こんにちは」と明るく言うだけでいいのです。

笑顔で言うことはもちろん、声の印象も大切。しっかりとお相手の目を見て挨拶をすることで、「あなたとコミュニケーションをとりたい」という気持ちを伝えることができます。お相手からしても嬉しいものですよね。

人との関係を築くためには、挨拶をすることがとても有効です。まずは挨拶から始めてみましょう。