運動しない人はかぜを約2倍ひきやすく、こじらせる確率も30%ほど高い


運動しない人は運動する人より2倍もかぜをひきやすい 米研究

カウチポテト族は定期的に運動する人よりかぜを約2倍ひきやすく、こじらせる確率も30%ほど高いという調査結果が、2日の英医学誌「British Journal of Sports Medicine」に掲載された。

アパラチアン州立大の研究チームは、ウィスコンシン州に住む18~85歳の1002人を対象に、2008年秋冬の12週間について呼吸器疾患の罹患状況と体重の推移を調べた。

かぜをひいた平均日数は、1週間の運動日数が5日以上の人は4.4~4.9日、運動日数が1~4日の人は4.9~5.5日、1日以下の人は8.2~8.6日だった。

研究チームは、まとまった運動は免疫機能を一時的に強化し、ウイルスが身体に侵入しにくくなると見ている。

日本の調査では女性の方が風邪をひきやすく、治りにくい

この結果は女性の方が運動不足だからか?

「体力・運動能力調査」では、女性が運動から遠ざかっている傾向が示された。
 運動・スポーツを週1日以上実施した人の割合は、女性は10歳の83.6%がピークで、高校時代に大幅下落し、40歳代後半で45.9%と底を迎える。