5/23から続いてる銃撃戦…
東南アジアにおけるISISの指導者と目されるイスニロン・ハピロンが潜伏するマラウィ市内でフィリピン軍が捕獲作戦を行った
その結果、銃撃戦に発展。
テロ組織側は学校、警察署、病院、教会などを次々と占拠、市内の75%を支配下に
ドゥテルテ大統領がフィリピン全土の3分の1に当たる南部各地に戒厳令を布告
戒厳令は自治体などが持つ行政権などを軍が一時掌握する仕組みで、市民の権利が制限されるケースもある
死者は“一般市民”含め100人以上に
アフロ
A view of the Maute group stronghold with an ISIS flag in Marawi City in southern Philippines May 29, 2017. REUTERS/Erik De Castro TPX IMAGES OF THE DAY (Philippines) by 写真:ロイター/アフロ
1週間にわたる銃撃戦で死者が続出。
死者が104人に上ったと明らかにした。一般市民が19人、軍・警察が20人、過激派が65人としている
市外へ避難中のトラックが過激派に停車させられ、イスラム教の聖典コーランを唱えられなかった市民が引きずり出された
建物への放火、銀行を襲撃して現金を強奪、刑務所襲撃で囚人の解放、キリスト教司祭、教会関係者ら市民を人質にとり、スナイパーを配置
フィリピン南部ミンダナオ島の街マラウイで、軍が空爆による奪還作戦を展開している
活動の場が変わってきている「IS」
アフロ
A Muslim boy looks on as he holds a placard at a rally organised by a Muslim charitable trust in Mumbai, India, November 26, 2015. The event was held to denounce ISIS and to spread knowledge about Is… by 写真:ロイター/アフロ
中東から東南アジア、そしていずれ東アジアに…?
テロ専門家らは数カ月前から、中東の支配地を失ったISが、東南アジアで勢力を拡大する可能性があると警告
「ISは、フィリピン内の複数の組織からの忠誠を受け入れることを明らかにしている。東南アジアの支持者には、シリアに行けない場合は、フィリピンに行くよう呼び掛けている」
ISはオンライン機関誌などを通じ、アジアで日本などの在外公館を標的としたテロも呼び掛けている