はちみつとチーズの相性は抜群!
甘いはちみつと塩気のあるチーズは、甘じょっぱさがやみつきになる組み合わせです。チーズピザに、たっぷりはちみつをかける料理も人気ですね。
ブルーチーズにはちみつをかけたおつまみも、ワインのおつまみとして目にする機会が多いのではないでしょうか。この組み合わせは、極甘口のデザートワインにブルーチーズを合わせる組み合わせと似ています。口の中で甘味と塩味のバランスが取れ、相乗効果でうま味は倍増!
フレッシュタイプのクリームチーズやモッツァレラチーズなど、塩味が少ないタイプのチーズには、塩気の食材を組み合わせてからはちみつをかけるのがおすすめです。
脳は、糖質×脂質×塩の組み合わせを食べたときに、最も幸福感を感じるようにできています。
糖質・脂質のエネルギーと塩のミネラルは、人が生きるために欠かせないものだからです。
ポテチの場合は、じゃがいも(糖質)×フライ(脂質)×塩(塩)。
ラーメンの場合は、麺(糖質)×スープ(脂質&塩)。
同様に、はちみつ×チーズの場合も、はちみつ(糖質)×チーズ(脂質&塩)という魅惑の組み合わせ。
つまり、はちみつ×チーズの相性が良いと感じるのは、脳がダイレクトに幸福感を感じる魅惑の組み合わせになっているからなんです。
体に優しい“はちみつ”
砂糖とはちみつの違いについて
はちみつはこのように豊富な栄養素を含んでいるうえに、甘みが強いので、砂糖よりも少ない量で同じ甘さを得られます。ですので砂糖よりもカロリーを低く抑えながら、体によい栄養素をとることができます。また、砂糖は虫歯になりやすいですが、はちみつは殺菌効果が強いため、虫歯になりにくいともいわれています。
おしゃれなおもてなしに♡はちみつ×チーズのおつまみ
そんな魅惑の組み合わせを楽しむレシピをご紹介します。
チーズにはちみつをかけるだけでも美味しいのですが、さらにひと手間を加えて、おしゃれな1品でおもてなし料理にもなりますよ!
【材料3人分】
クルミ 50g
はちみつ 100g
クリームチーズ 100g
りんご 1/4個
レモン汁 少量
バゲット(またはクラッカー)5~6枚
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/14762/recipe/228711
バケットにクリームチーズとりんごを混ぜ合わてバケットにのせ、くるみのはちみつ漬けをトッピング。
くるみはオーブンでカリカリに焼くのがポイント。のせるだけでできる、超簡単おしゃれおつまみの完成です!
【材料1~2人分】
食パン 1枚
バナナ 1本
オリーブオイル小さじ1/2
ピザ用チーズ 30g
はちみつ 小さじ1~
黒こしょう 少々
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/14762/recipe/228675
はちみつとチーズの組み合わせにとろっととろけるバナナの甘みをプラス。
食パンにオリーブオイルを塗り、バナナを並べてチーズをのせてトーストするだけで完成! 小さく切って、お酒のおつまみにするのもおすすめです!
【材料2~3人分】
カマンベール 1個
薄切りベーコン 30g
はちみつ 小さじ1
黒こしょう 少々
オリーブオイル 小さじ1/2
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/14762/recipe/228678
カマンベールチーズにカリカリベーコンを合わせたおつまみ。
フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、カマンベールチーズをこんがり焼きます。
カリカリに焼いたベーコンとはちみつをたっぷりかけていただきます。アクセントに黒こしょうをかけてどうぞ!
【材料4人分】
冷凍パイシート(18×18㎝) 1枚
じゃがいも 1個
牛乳 大さじ1
塩 ひとつまみ
スライスチーズ 4枚
卵黄 1個分
はちみつ 大さじ1
くわしいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/14762/recipe/228679
ほくほくのじゃがいもと、とろ~りチーズがおいしいチーズポテトパイ。
市販の冷凍パイシートを使って手軽にできちゃいます。
冷凍パイシートを小さく切って、チーズとマッシュポテトを包み、オーブンで焼きます。焼きたてのサクサク生地にとろ~り甘いはちみつをたくさんかけていただきます!
ひと手間加えたおつまみで、おもてなしにもおすすめ!
組み合わせは無限大
組み合わせは無限大。
最高の相性を探すのもまた、はちみつ×チーズの楽しみの一つなのです。
ですが「全部試す暇なんてないから、とにかく美味しいのを教えて欲しい」なんて人もいるでしょう。
今回はチーズを「あっさりチーズ」「癖があるチーズ」「焼いたチーズ」の3タイプに分けて、それぞれ相性の良いはちみつをご紹介します。
まず「あっさりチーズ」に一番オススメなのは、クローバー蜂蜜。
日本ではあまりなじみがありませんが、世界的には採蜜量No.1のはちみつです。
かすかに香る爽やかな草の風味と、深みのある味わいが特徴で、モッツァレラなどのあっさり系で癖のないチーズとの相性がバッチリ。
市販の6Pチーズや、とろけるチーズなどに合わせるのも、クローバー蜂蜜が良いでしょう。
お次に紹介するのは、「癖があるチーズ」に合うはちみつ。
これは間違いなく菩提樹の蜂蜜です。
菩提樹は、北欧の地域で人気のある蜂蜜で、ハーブのような風味と、癖のある甘さが特徴のはちみつ。
ブルーチーズなどの癖のあるチーズと組み合わせても、チーズの風味に負けることなく、深い味わいを演出してくれます。
ブルーチーズのチーズトーストを作り、その上にとろーりと垂らしても溜まりません!
最後は「焼いたチーズ」に合うはちみつ。
チーズは焼くと、外はカリカリ、中はとろっとろの魅惑の食べ物に変身します。
焼きカマンベールはネットで話題になり、焼き6Pチーズなんかはマツコの番組に取り上げられるほど。
そんな、外はカリカリに中はとろとろになったチーズにオススメなのは、林檎の蜂蜜です。
林檎の蜂蜜は、まるで林檎の中の蜜を食べているような、果実っぽい風味が特徴。チーズとあわせると、甘しょっぱくなるだけでなく、フルーティーな風味を加えてくれます。
合わせるならやっぱり生はちみつ×チーズ
最後にお伝えしておきたいのは、「本当に最高の相性で食べたいなら、生はちみつで食べてほしい」ということ。
はちみつは熱を加えると風味が飛びエグミが出てしまいます。なので、生はちみつとそうでない加熱済みのはちみつでは、美味しさが全く違うのです。
ぜひ、生はちみつ×チーズの最高の相性を楽しんでください。