「縮毛矯正」をやめて「美髪トリートメントだけ」ってアリなの?


この記事は私がまとめました

4月〜7月は「縮毛矯正」が一番人気になるシーズン。その理由は「空気中の湿度が上がる」からです。湿度によって髪の毛のクセが大きくなり、いつもの数倍は髪の毛が広がります。これを治すために有効な「縮毛矯正」ですが、今はこれをやめて「美髪トリートメント」にチェンジする方も増えつつあります。

何かと話題の「美髪トリートメント」

縮毛矯正じゃないのにクセが伸びるって本当?

「美髪トリートメント」も、「トリートメント」である以上、クセが伸びるということはありません。ですが、「クセがおさまる」という点ではとても優秀です。また、トリートメントは縮毛矯正のように髪の毛を傷めるものではないので、繰り返してもOKなのが良いポイント。

実際、どれくらい効果があるの?

ブローのみの仕上がり。根元のくせはもちろん、中間の広がりや毛先のちらつきも収まっています。

実は、クセ毛には2つの種類があります。1つめは「元々のくせ毛」2つ目は「乾燥とダメージによるくせ毛」です。美髪トリートメントは2つ目の「乾燥とダメージによるくせ毛」をストレートにおさめるので、ここまで効果を発揮できるのです。

伸びるくせ毛と、伸びないくせ毛

美髪トリートメントで伸びるくせと、伸びないくせを参考までにまとめました

根元ではなく、毛先につれて広がるくせ毛。これは乾燥によるものなので、「美髪トリートメント」で対応可能です

ロングヘアでありがちな「根元は問題ないけれど、毛先が広がったりうねる」というくせ毛。このような場合は「縮毛矯正」までしなくても、十分にくせがおさまります。

広がっているわけではないけれど、まとまりの良さを感じるほどではないくせ毛。こちらは間違いなくトリートメントがオススメ。

上の写真のビフォアレベルでも、縮毛矯正をされる方はいます。ですが、やはりダメージがつきもの。「美髪トリートメント」で十分なレベルなので、縮毛矯正は避けたい髪質です。

ビフォアが毛先はコテで巻いていますが、注目は根元。細毛の方は根元はふわっと広がったり、アホ毛が多く悩まれる方が多数。

細毛で根元が気になる方も、「美髪トリートメント」がオススメ。特に髪の毛が細い方は「縮毛矯正」によるダメージが致命的です。いくら「優しい薬」でも、トリートメントには勝りません。

では、「美髪トリートメント」で対応できない髪はどんな髪?

それでも、「縮毛矯正」をした方が良い髪質もございます。

強いくせ毛は「毛根の形」や「毛髪の栄養」など様々な理由でくせ毛になります。この場合は薬剤により施術が必要なので、「縮毛矯正」で対応する必要があります

生まれたときからくせ毛がある方。美髪トリートメントでもおさまりはよくなりますが、くせを完全に伸ばしたいときは縮毛矯正がオススメです。髪の毛は傷みますが、くせ毛が治るので髪の毛はキレイに見えます

周囲から見ても明らかにくせ毛が強い方は、縮毛矯正をオススメします

強さに関係なく、くせ毛自体を一切なくしたい方も「縮毛矯正」が良いと思います

「ショートやボブ」の場合は?

ショートやボブの場合でも同様ですが、髪が短い方は「くせ毛」が強く出やすいので縮毛矯正をされる方が多い印象です。ですが、毛先を柔らかくおさめたい時や、多少の動きを残したい場合は「美髪トリートメント」が良いと思います

「美髪トリートメント」を選択するメリット

「美髪トリートメント」はくせ毛がおさまるのはもちろん、髪のダメージがないので柔らかい仕上がりが残ります。毛先のツヤもしっかりと出ます

縮毛矯正はダメージが起こるのはもちろん、アイロンによる高温の熱も使います。一方、美髪トリートメントは「栄養」のみ。ダメージはなく、とにかくキレイな髪になります

トリートメントなので、「チリチリになった」など失敗のリスクはゼロ。また、たとえ10日に1回やったとしても、髪の毛にとってはプラスです。縮毛矯正を10日に1回やると、髪の毛は溶けます。。

これが一番のメリット!とにかく髪の毛がキレイになるので、憧れのサラサラを目指す方は絶対的にオススメ。