花さんは5月23日午前3時半ごろ、東京都江東区の自宅マンションのベッドで心肺停止状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

花さんは、恋愛リアリティー番組「テラスハウス」に出演した時の言動に対し、視聴者からSNS上で誹謗中傷を受けて悩んでいたことを、周囲に打ち明けている。

「文春オンライン」で響子さんは、生前の花さんが『番組サイドからヤラセの指示があったと涙ながらに示唆していた』と告白。

「テラハに出た当初からプロレスラーらしく振舞えって……。1のことを100にして盛り上げて欲しいって言われて。コスチュームの件はスタッフにめっちゃ煽られた。『いいじゃん、あんな奴、ビンタぐらいしたらいいじゃん』って」

検証は５月末に開始。スタッフ、出演者への聞き取りを行っている。

検証は「制作過程に問題はなかったのか」「言動の無理強いはなかったのか」「心のケア」の3つのポイントを挙げ、弁護士や専門家を交えて進めているとしている。

大多氏は「入居時に出演者と誓約書があるのは事実」

出演者側の責任で、放送が中止になった場合の損害賠償の在り方について記載があるほか、撮影の段取りやスケジュールなどについて出演者が指示に従うといった内容が含まれているということです。

誓約内容に違反して制作に影響が出た場合、出演者側が1話分の制作費を最低額とする損害賠償を負う内容も盛り込まれていた。

大多亮常務は「一部で報じられているビンタの強要などはなかったと考えています」とした。

撮影について「相談をしながら出演者へのお願いや提案はあった」としたうえで、「無理強いすることはなかった」と強調。

Netflixで3月末に放送された時点で炎上。5月に入るとフジが公式YouTubeで動画を公開し、さらに地上波で放送されています。結果、炎上に“燃料”を投下する形になってしまいました。