腰痛を予防・改善する「ジャックナイフストレッチ」のやり方まとめ


■<主治医が見つかる診療所>太ももの裏を柔らかくして腰痛を予防・改善し若返る!「ジャックナイフストレッチ」のやり方まとめ

太ももの裏を柔らかくして腰痛を予防・改善し
10歳若返る!

脊椎のスペシャリスト・西良医師の発案。

ふだんは徳島大学病院で診察を行う脊椎のスペシャリストで、宮崎大輔選手らスポーツ選手も診察する西良医師によると、多くが原因不明とされる腰痛の中には、ある筋肉が硬くなることで起こるケースがあるという。その筋肉とは、ハムストリングス(太ももの裏)。

▼ハムストリングス(太ももの裏)とタイトハムとは?

ハムストリングスとは、太ももの裏で骨盤の下からヒザ裏までつないでる筋肉のこと

太ももの裏が硬くなった状態(タイトハム)になってしまうと、骨盤が動こうとするのを妨げる→その結果、腰痛に。

▼タイトハムと腰痛の関係

太ももの裏が柔らかい

骨盤の動きに合わせて伸びる

太ももの裏が硬い(タイトハム)

十分に伸びず骨盤の動きを妨げる

ハムストリングス(太ももの裏)が硬くなった状態(タイトハム)の人は、骨盤の動きが鈍くなり、日常生活の動作も腰だけで動いてしまい、腰痛を引き起こすのだという。

▼なぜ太ももの裏が硬くなる?

浅く座って背もたれに寄りかかる姿勢の悪さから硬くなる

太ももの裏の筋肉は殆ど使われない→どんどん硬くなる

▼簡単に太もも裏の硬さが分かる方法

前屈検査をして
床からこぶし2つ分以上離れていれば太ももの裏が硬い

▼腰痛の予防・改善につながるという太ももの裏のストレッチ「ジャックナイフストレッチ」のやり方手順

1日2回10秒ずつでOK

※高齢の方や持病のある方は医師に相談の上で行って下さい。

いすに浅めに座り、両手で足首を後ろからつかみ頭を下げ、お尻をゆっくり上げてひざを伸ばす。胸と太ももをくっつけるようにするのがポイント。

このジャックナイフストレッチを1ヶ月続ければ15~20cm床に近づけることができ、腰痛の改善になるそう