■ハイドロキノンとは?
p -ジヒドロキシベンゼンのこと。化学式 C6H4(OH)2 。
医薬部外品としてのヒドロキノン(皮膚薬の場合はハイドロキノンと呼ばれることのほうが多い)は、その強力な漂白作用を利用したもので、美白剤として皮膚科などで処方されるほか、薬局などでヒドロキノン配合の軟膏・クリーム等が市販されている。
ヒドロキノン軟膏はメラニン色素の生成抑制作用効果が期待され,色素沈着症の治療薬として汎用される院内製剤のひとつである.
ハイドロキノンとは、シミの原因であるメラニン色素の産生を抑えるだけでなく、メラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)そのものを減少させる成分です。
ビタミンCやプラセンタなどがありますが、ハイドロキノンはそれら美白成分の10~100倍の効果があると言われています。
■市販されているハイドロキノン製剤
KISO 安定型 ハイドロキノン 5%配合【ハイドロ クリーム SHQ-5 10g】スキンケアで肌を整えた後にちょこっとケア 日本製
•\1,980
•内容量:10g
•日本製(Made in Japan)
•安定型ハイドロキノン5%配合した美肌クリーム。 ナノ化クリーム技術を採用し、お肌へ効率よく成分を供給。 低刺激で保湿力にも優れています。
シミに効くと聞いてハイドロキノンを試してみたけど、刺激が強くて肌荒れしちゃったんだよねー。そんな私でも使えるハイドロキノン化粧品ってないかしら?
・\10,000
・11ml
・ハイドロキノン濃度 2%
・浸透・品質維持の工夫 マイクロカプセル化、新安定型ハイドロキノン、エアレスポンプ容器
皮膚科等の医療現場で導入されているハイドロキノンを配合。ロート製薬のハイドロキノン配合美容液は、その安定性のよさから高い支持をいただき医療機関向け化粧品市場におけるシェアNO.1です。その技術力を生かし、安定性が高く、白肌感に着目して処方設計された集中美容液です。
■ハイドロキノンの副作用は?
ハイドロキノンには副作用があります。使用上の注意事項を守らなかった場合やハイドロキノンが体質に合わなかった場合、そして濃度の高過ぎるものを使用してしまった場合などに、以下のような副作用が現れることがあります。
□赤みやかぶれなどの炎症
ハイドロキノンは非常に強い成分であるため、人によっては肌に合わず、炎症や赤みを起こす場合があります。ハイドロキノンコスメを使用される際は、必ず事前にパッチテストを行いましょう。
□白斑
濃度の高いものを長期間使用し続けることで塗り込んでいた部位が必要以上に白くなってしまうということもあります。
□シミや色素沈着の悪化
日焼け止めなどのUV対策を行わずに紫外線を浴びると、ハイドロキノンによって生成を抑制されているメラニン色素がお肌を守ってくれないため、お肌が直接紫外線によるダメージを受けます。
■諸外国での規制
世界保健機関(WHO)の外部機関である国際がん研究機関(IARC)はグループ3(ヒトに対する発がん性は分類できない)と評定したが、2006年8月29日、アメリカ食品医薬品局(FDA)は発癌性への懸念があるとして、アメリカ国内での一般用医薬品への店頭販売禁止を提案。現在は2%以下が店頭にて、4%以上は処方箋が必要。
Hydroquinone as a cosmetic ingredient is banned in the European Union.
EUでは化粧品にハイドロキノンを配合することは禁じられている。
■ナノテクノロジーにより登場「新安定型ハイドロキノン」
酸素、熱、光に不安定なハイドロキノンと、セタルコニウムクロリドをセルロースでカプセル化することで安定化させた原料。
独自の製法により刺激性も改善。高含水、エタノール系基剤への配合が可能です。
安定型徐放性ハイドロキノンSHQ-1A
SHQ-1は誘導体成分(CKC)によりハイドロキノンを安定させ 、さらにナノテクノロジーを活用した製法により、刺激性・安全性を劇的に改善しています。 ハイドロキノンと誘導体成分をカプセル化することで、酸化を防ぎながら肌に浸透・作用していきます。