「日本の革靴業界は厳しい」と言われます。

メンズ靴市場で起きている「革靴離れ」と「スニーカーブーム」

2009年のスニーカー売上高は508億円で紳士靴は76億円、19年決算ではスニーカー売上高はなんと3倍以上の1556億円と大きく伸長

それに対して紳士靴は105億円と売上高は伸びてはいるものの、全体の売上構成比は7.9⇒4.0%と落としている

三井住友銀行が本店行員の「Tシャツ、ジーパン勤務」を認める（夏限定）など、ビジネスマンの“スーツ離れ”が広がっている。

働き方改革の一環としての試験的な取り組みで、９月以降にアンケート調査を実施し、行内の反応が良ければ、来年度以降、全国の支店や法人営業部を含む本格展開を検討する。

今後は他の企業にも「Tシャツ勤務」が波及する可能性もある。

メガバンクを筆頭に金融機関でさえ、年間を通じて働く服装の自由化に取り組むところも出てきた。

今まで多くの人が革靴を買っていたのは、「格好良いから」「好きだから」というより、「必要だから」。

「働き方改革」と叫ばれる今日では、職場のドレスコードの堅持自体がナンセンスなことになっているのかも知れない。

男子学生にとっては定番のアイテムだったが、大学のキャンパスでもジーンズ派はむしろ少数だ。

ジーンズ離れは、国内のジーンズ量販店の売り上げを直撃

老若男女問わず、カジュアルファッションの定番中の定番である「ジーンズ」の売り上げ不振が叫ばれている。

近ごろ、若者を中心に“ジーンズ離れ”が叫ばれているが、それはカジュアル化の進むビジネススタイルでも顕著に見られる傾向だ。